【うつ病】うつ症状が辛いとき少しだけマシにしてくれた手帳の記録と食事療法の話

 

メンタルの不調は体から


こんにちは、サオリです


今日はうつ病で毎日辛かった時に助けられた手帳の記録と食事の事を書きます。


自分を客観的に見る事ができると症状が辛くてもすこしだけマシになれます。

 

 

記録で客観的になり自分責めが減った


うつ病が辛かった時は「なんで私はうつ病になったんだろう」「周の人の人生は順調そうなのになんでわたしだけ…」と1日中ずっと考えていました。

考えないようにしようとしても、そう考えてしまうんです。


一日中不安感と焦燥感、圧迫感に襲われて過ごしていました。


でも遅延型アレルギー、副腎疲労に出った事がきっかけで食事制限をはじめました。

(そのことについてはこちら↓)
◇うつ病の原因は副腎疲労かもしれないという話
◇原因不明の体調不良は、遅延型アレルギーのせいだった!体調不良が遅延型アレルギー検査で改善された話


食事制限をするにあたって手帳に毎日食べたものを記録するようになったんです。(あと運動の記録も)


そしたら食生活習慣がうつ症状と深く関わっている事が分かりました


例えば、加工食品(お菓子)の摂取が多くなっているときや、運動量が少ないときは決まってうつ症状がひどくなっていました。

このことが分かってからは「砂糖の摂取をストレスなくやめていくにはどうすればいいんだろう」「せめて週3くらいは運動するようにしよう」と意識が外側に向かうようになりました。

結果、感情的になってうつ病になった自分を責める事が減ったんですよね。


うつ症状がひどくなっても「この前菓子パンを食べてしまったからひどくなったんだ、しょうがないか」と考えられるようになりました。

 

 

うつ症状はある程度コントロールできる



これのよかった事はうつ病の症状は自分である程度コントロールできるんだと感じられたことです。

精神疾患はメンタルだけの問題ではありません。


うつ病の辛いところは症状に加えて、いつ治るか分からない、いつ強い不安感に襲われるか分からない、自分をコントロールすることが出来ないと感じる事も辛さの一つにあります。


しかし食事療法や運動によってある程度症状をコントロールすることが可能です。


このことが体感できると「自分はうつ病を治すために何ができるのか」を考える事が出来て、暗闇の中に閉じ込められている状態から、トンネルの出口に向かって前に進んでいる実感が湧いてきます。


うつ病の原因も、うつ病の程度も様々なので食事や運動だけですべてのうつ病の人が治るという事はないですが、

でも私の場合、体感としてうつ病の7割は生活習慣が関わっていたと思います。



食事療法したら何年も悩んでいたのに1年でうつが改善した

 

17歳の時にうつ病で学校に行けなくなる前や食事療法を始めるまで私の食生活はとてもひどいものでした。

ストレスに任せて暴飲暴食は当たり前。家で出される簡素な食事が嫌だったから冷凍パスタやコンビニ弁当を常食。

特にお菓子が止められなくて1度にアイスを何個も食べたりしていました。


こんな食生活だったんだから、うつ病になったのも当然だったと思います。


うつ病と食事についてネットや本でいろいろ調べていた時に、うつ病患者は糖質ばかり食べる」と書かれているものを読んだことがあるのですが、私の食生活は本当にその通りでした。


甘いものが異様に食べたくなるのはタンパク質不足、アイスが食べたくなるのは鉄分不足と知ったときは、確かに血液検査をしたとき、タンパク質も鉄分も全く足りていない栄養失調状態でした。


食事療法を始めたのがたしか2019年6月に遅延型アレルギーを受けた時で2020年の春にはうつ病の症状を感じる事はなくなっていたので、

17歳の頃からずっと感じていた苦しみがわずか1年ほどで改善することが出来ました。


もちろんカウンセリングにも通ったり、補助的に漢方を服用したり、運動もしていたので食事のみで治ったわけではありませんが、食事が改善に大きく貢献したのは事実です。


記録するのは大変ですが、記録することによって客観的に見れるので、もし食事療法を試すなら一緒に記録するのがおススメです。