何がオシャレか分からなくなってしまったときに考えたいこと。属しているコミュニティと心地のよさ

 

オシャレな人はコミュニティによって違う



こんにちは、サオリです


ネットを覗くとファッションの情報が氾濫しすぎていて何がおしゃれなのか混乱してしまう事は少なくないと思います。

そんな時にまず考えたいのは自分が属しているコミュニティのこと。


いくらオシャレをしても自分が属しているコミュニティの雰囲気と大きくずれていたらオシャレに見えにくいです。

 

オシャレしてもコミュニティによってダサくなることもある

 

昔ヘアメイクの専門学校に通っていて、OLさんが着ていそうなサテンの白いきれいめブラウスを着て行った時の事。

下がスキニーデニムでカジュアルダウンしていて、当時クラッシイやオッジなどの雑誌でもよく提案している定番のスタイルでした。

そのコーデで1日新宿で買い物したりランチしていても自分の恰好が変だなんて1度も思った事はなかったのですが(むしろ普通だと思ってた)

学校の雰囲気ではブラウスがきれいめ過ぎて浮いていて、18,19歳のクラスメイトがほとんどの環境では大不評。(ちな当時22歳)


過ごしている環境が変わるだけでこうも周りの評価が変わってしまうんです。


だから雑誌やインフルエンサーのコーデをそのままそっくり真似しても自分が属しているコミュニティや生活圏内でオシャレに見えるかは分からないんですよね。


「○○がおしゃれ」みたいな情報はそのまま鵜呑みにせず、その恰好をしたときに自分のコミュニティに調和するか一旦想像してみる必要があります。


ちなみに私は鏡の前では完璧だったのにいざ外に出てみると街の雰囲気と調和せずその服をそのまま封印したことは数知れず…(ハワイ帰りみたいなリゾートすぎるワンピとかあったな…)

とくにネット通販だとページや写真などの世界観に引き込まれやすく、自分のリアルな生活を忘れてしまいがちなので注意したいところです。

 

 

見た目の事しか考えてないからファッションに迷う


コミュニティの他に考えたいのは「心地のよさ」

オシャレに迷っているときって見た目の事ばかり気にしがちですが、だからこそ迷ってしまうんです。

他の記事でも書いていますが、服っておしゃれのためだけに存在してるわけじゃないんですよ。

機能性や着心地の良さも服を選ぶための大事な要素。


ちなみに私はこのことを無視していたからこそずっと服に迷走していました。

ライダースジャケットの着ているミランダ・カーに憧れてライダースジャケットを買ったときがあったのですが、

首はヒヤッとするし窮屈だし、対して防寒性もないしで心地よく着る事が出来ず結局手放してしまいました。


機能性(体温調整のしやすさなど)や着心地も大事だと気が付いてからは必要な服が明確化して落ち着きましたけど。

 

そもそも何が心地いいのか分からないという人は服を着る経験値が低いので大量試着して経験値を上げる事をお勧めします。


考えても服を着てみない事にはなにも始まらないので。

その辺についてはこちらの記事をお読みください↓

saochan.net

 

 

トレンドはダサいの一歩手前。わたしがシンプル服を着る理由


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こんにちは、サオリです

先日カールラガーフェルドのことばという本(リンク下記掲載)に載っていた「トレンディはダサいの一歩手前の段階だ」という言葉読んでものすごく共感しました。

そうそう、そうなんだよね。


私はこだわりが強くて、昔はトレンドの服に挑戦してみようと思えばネットを駆使してずっと探しまくり。

納得がいくものが見つかるまで数か月から数年かかることはザラ。

ちなみに去年買ったウールのコートは5年探した。でも丈が気に入らなかったのでお直し屋さんで丈詰め。


でもトレンドはいつか終わるから、終わったとたんその服は古臭くなる。


若いころはそれでよかったけど1年が過ぎるのが年々早く感じてきたころ、探し出した労力に対して気持ちよく着られる期間があまりにも短すぎる。


ずっとネットであれでもない、これでもないと服探しにたくさんの時間をかけている自分がばかばかしくて、トレンドの服を着るのをやめた。

やめないと私の人生の大半は服探しの人生になってしまうから。(しかも探しているのは着られる期間が短い服)


それにハンガーに吊るされたトレンドの服を見てこの服はまだ着られるかどうか、考えるのも面倒だ。


トレンドの服を着るのをやめたと言っても今着ているシンプル服も今の時代のシルエットを抑えたある意味トレンドの服。

それでもまあシルエットはデザイン性のあるものよりコロコロと変わらないからすくなくとも自分の人生に集中できる服だと思う。

とにかく服に人生を邪魔されたくない。

 


カール・ラガーフェルドのことば

 

 

ピアノ教室行かないと練習のモチベーション下がる…とレッスンのちょうどいい頻度とか

 

無理せずマイペースが一番



こんにちは、サオリです

久しぶりにピアノ教室の事。


あと2ヶ月で今のピアノ教室に通ってから4年になります。

ですか今年はあまりレッスンに行けていませんでした。


というのも去年ずっと飲んでいた漢方の服用を止めてしまったところに(けっこう良くなったからもういいかなと思って)コロナに感染してしまい、

その後なかなか体調が安定しなかったというのもあるし(後遺症とかではない)


せっかく安定しても行きたい日に予約が取れなかったりで…

先日なんと4か月ぶりに行きました。

 

 

そしたら今にも消えそうな線香花火みたいなモチベーションがすごい勢いで火花を散らす手持ち花火みたいにファイヤアアア!!!とモチベーション爆上げ。


課題が明確になるとこんなにやる気でるんだなーと思いました。


レッスンに行ってない4か月間も「ここはこう弾けるようになりたい」みたいなのはあったんだけど、

ただひたすら自分で練習してもレッスンの他にサークルとかに入ってるわけじゃないからさ、

誰かに感想もらえる訳でもないし、自分の事客観視できないから上達してるのかよくわからないし、つまらないのよ。


その点レッスン行った方が先生にフィードバック貰えるし、しかもわたしの先生褒め上手だから楽しい。


ただレッスンの頻度は週一だと正直多いなあーと思ってて。


先生が指摘してくれたところはある程度できるようになってからレッスンに行きたいと思う派なので

そうなると体力なくてあまり練習できない私にとっては厳しい。


今は10日に1回くらいのペースがちょうどいいかなあ。

週1で通っていた時は練習がハードになりがちでそれがしんどかったんだけど「みんな毎週レッスン受けてるし!月4回行かないとレッスン代もったいないし!」って思って無理してるときもあった。

でもそれって練習を苦行にしてる…これじゃ学生時代から何も学んでないじゃないかい!


音楽とは楽しくお付き合いしていきたい。

自分ペースでがんばろ。


【吹奏楽】強豪校と弱小校をどちらも経験して感じた事とか違いとか

学生時代の、すべて



こんにちは、サオリです

今日はコンクールシーズン真っ只中という事で吹奏楽のことを書こうかなと思います。


私は中学生の頃は毎年全国大会に出場する強豪校、逆に高校は県大会止まりの弱小吹奏楽部にいました。

(ちなみに高校で県大会に行けたのは人数だけはいたので迫力があり、他の少人数で出場している高校よりは聴きごたえがあったから。決して上手かったわけではない。)

 

初心者の中学1年生より下手な高校3年生がいる


高校に進学したとき、県止まりの部活といっても中学でも吹奏楽部だった経験者がほとんどなのだからみんな自分より上手いだろう…と思って、ドキドキしながら部活に参加したのですが

大変失礼ながら正直に書かせてもらうと、びっくりするくらいHETAな人が多く、「え?え?え?まじ?」ってなったのを覚えています。

一番びっくりしたのは同じパートの3年の先輩が吹けないところをそのままにしたままステージに上がっていた事。


中学だったらもうそんなん合奏の時に顧問に嫌味言われてみんなの前で公開処刑されるやつだから絶対あり得ないわけですよ。

吹けないところがあるなんて強豪校だったら楽器初心者の1年生でも許されんわけですよ。

 

しかもパート練習はほとんどしない、したとしても軽く合わせて終わり。

先輩から音楽的な指導をされた記憶がまじでない。注意されたのはスカートの丈だけ←

基本個人練習。しかも基礎練習しない人多し。曲ばかり練習。

その曲練習も練習というよりただ吹いてるだけで終わり。


そもそも練習の仕方が分からないのかと思いました。

 

基礎さえしっかりできていれば地方大会に出場できる


中学の時だと「基本に忠実に」って耳にタコができるくらい言われて、とにかく基礎練習を徹底的にやらされた記憶があります。

各パートでも個人練習でも合奏でもとにかく基礎基礎基礎で、合奏の時の基礎練習は、基礎が出来てないと曲に進まず、

練習時間の半分が基礎練習だったこともあります。


で、当時は基礎練習が苦痛すぎて嫌気が差していたのですが、基礎って大事だなって思ったことがあります。


私が中学を卒業した後、顧問の先生が他の学校に赴任することになって同じ吹奏楽部だった妹に心から同情したことがあります。

と言うのは全国大会出場って顧問の力量によるところが大きいからです。

全国大会に導く顧問って、去年まで弱小校だった学校も瞬く間に強豪校にしてしまうんです。



だから顧問が変わった事により全国大会出場どころか、新しい顧問の先生は弱小校から来た先生。

地区大会はシードで県大会には出場できるものの、県大会を突破できるかどうか周りから心配されるくらいでした。


それでも無事に支部大会に出場することができて、支部大会でも金賞を取ることができました。(ちなみにやっぱり全国には手が届かず)


カリスマ顧問がいなくなっても地方大会で金賞取れたのは、合奏での先生の指導は変わってもパート練習や個人練習のやり方は変わらず、徹底的に基礎をやっていたからだと思います。



思えば合奏のとき、先生から表現方法について言われた事って少なかったんですよ。

それよりも楽譜通り吹けているかどうか指導されることのほうが圧倒的に多い。


楽譜通りっていうのは、正しい音で吹けているかどうかはもちろんのこと、楽譜通りの音の長さで吹けているか、全音符だったら全音符分きちんと音を伸ばしているか、

フォルテだったらフォルテで、ピアノだったらピアノで吹けているか、

 

本当に基本的な事なんだけど、楽器(音楽)初心者にとって楽譜通り忠実に吹くってかなり難しいんですよね。


ってことはつまり楽譜通り忠実に吹く事さえできれば支部大会には出場出来てしまうんです。(学校数の多い激戦県は知らんけど)

 

 

大切な事は弱小校で教えて貰った


話は戻り高校の頃なのですが、あまりにも中学の頃と比べて緩くて適当なので「厳しくてなんぼ、上手くなってなんぼ、全国大会目指してなんぼ」だった私にとっては異世界すぎてこの部活を少しずつ変えていこうと必死でした。

同じ中学出身の先輩や同級生も同じ考えで、みんなで改革していこうという感じだったのですが

やっぱり自分に厳しく練習できたのは言い方は悪いですが顧問の支配力の賜物…だったんです。

 

高校の顧問の先生もそれほど厳しくなく生徒に自由に練習させる感だったし、ほかの中学出身の子に自分たちの考えを共有して「いいね、一緒にがんばる!」と言ってくれてもやっぱり変わらなかった。

県大会で銀賞と言われても泣いたり悔しがる人はいなくて「ですよね~」みたいな感じだったし。


中学でのやり方が正義だった私にとってはまるで達成感のない活動がとても辛くて辛くてしょうがありませんでした。



でもこれで良かったんです。

 


高校のこの体験は「そもそも音楽って楽しむものだよね」ということを教えてくれました。

音楽ってなにもコンクールで勝ち上がったり、上手くなることがすべてじゃない。

音楽を通して人とつながることもまた音楽を楽しむ事。

いろんな楽しみ方があっていい。


当時はゆるくやってる向上心のない人たちが許せなくって正直…心の中で軽蔑していました。

でも彼女たちは彼女たちなりの音楽の楽しみ方があって、各々楽しんでいたんです。


ただそれだけ。

その楽しみ方に正しいもくそもないのよ。


それでいいんだよね。


上手い事が正義だと思っていた当時のわたしに「おいおいそれは違うよ」と今の私が言っても聞く耳持たないだろうけど。


それに中学の部活ですっかり「楽器の練習=辛くて苦しいのが当たり前」になっていたのですが、高校で「練習って楽しくできるのかも」と思う事ができました。


顧問の先生がときどき個人練習しているときにふらっと近づいてきて指揮を振ってくることがあったのですが、

先生が指揮をしてくれると自分でもびっくりするくらいのびのびと吹くことができてそれがとても楽しかったんです。


中学の時は練習のモチベーションが「顧問の先生に合奏で公開処刑されないように」だったので、苦しかったのも当然だよなあ…


残念ながら苦行に耐える自分に酔っていたので練習に楽しみを見出せないまま学生生活を終えたのですが、ピアノ教室に通っている今、ようやく練習すること自体を楽しめています。

当時の自分からしたら練習が楽しめるなんて奇跡。

 

強豪校と弱小校、どちらもいい経験でした。

 

人とオシャレを比べるのは本当に意味がない。と、スタイルは意図してつくるものじゃない。服はオシャレのためだけにあらず

ライフスタイルの数だけスタイルがある



こんにちは、サオリです


昔服にコンプレックスを持っていたからいつも服の事ばかり気にしていたし、人のオシャレと比べては惨めに感じて落ち込み、

家に帰ると「どうしたらおしゃれになれるんだろう」とファッション雑誌を舐めるように見ていました。

でもおしゃれについて考えれば考えるほど、人とオシャレを比べる事が無駄だと気づかされます。


なんでかというと服ってオシャレのためだけに存在してるわけじゃないから。

 

服はオシャレのためだけにあらず


25で体を壊すまで気力も体力もあったから、着心地が多少悪くても、機能的じゃなくても気にならなかったんですよね。

それに学生の時はみんな同じようなライフスタイルだったからなおさらおしゃれかどうか、服の表面的なところしか見えてませんでいた。


でも体を壊してオシャレよりも快適さを第一に優先させなければいけなくなったとき気づいたんです。


そんなことオシャレに興味のない人からすれば当たり前の事なんだけど、これに私はずーっと気が付くことができなかった。


服はオシャレのためだけにあるわけじゃないと気づいてからは自分がオシャレかどうか、あの人は自分よりオシャレかどうかなんてことまったく気にならなくなったし、

ネットでよく見かける「○○はダサい」みたいなのもまったく気にならなくなったんです。

体が回復して着られる服が増えても昔みたいに見た目100%でコーデすることはなくなりました。

 

服はライフスタイルあってこそ


こうなってさらによかったのは、やっと自分のスタイルを見つけられて自分のコーデに満足することが出来るようになったこと。


何年か前に「機能も自分らしさになる」という記事を読んで↓
「自分らしいファッション」とは何か、考えに考えたら意外と答えはシンプルでした。 - 山田耕史のファッションブログ (yamadakoji.com)


今まで服に迷走していたのは見た目の事しか考えてなかったからだったんだと気が付きました。

私は自分が思うよりも快適性を優先しないと嫌な人間。


着ていて快適に過ごせるかどうかもスタイルを見つけるうえで大事。

そういったことを考慮して自然とスタイルは出来上がっていく。

スタイルは意図して作られるものじゃなくて、自然と作られる。

こういう服を着てこういう生活をしたい、じゃなくて、こういう生活だからこういう服を着る。

生活が土台にあっての、服。


人とオシャレをくらべてもそもそもライフスタイルが違うのだから、自分にぴったりのおしゃれは違って当然。

 

だから人とおしゃれを比べる事は、どちらのライフスタイルが優れているか比べるようなもん。


それが無意味な事は誰だって分かると思います。

 

【服】初心者がしがちなおしゃれの勘違い。結局顔とスタイルみたいな考えとか

最初はだれもがレベル1



こんにちは、サオリです


今日は私が昔思っていたオシャレの勘違いや、ネットで氾濫するオシャレへの間違った価値観を書いていこうかと思います。

何をどう思おうが個人の自由ですが、これらの価値観を持ってるのはすごくもったいないと思います。

 

顔とスタイルがよくないとオシャレになれない

 

よく匿名掲示板で見かけるやつです。

おしゃれな人はみんな美人でスタイルがいい…んなことはありません。

ヘアメイクの専門学校に通っていた時、あたりまえですがいろんな顔の、いろんな体型の子がいました。

匿名掲示板でネガティブな印象を持たれがちな身体的特徴を持ってる子なんてわんさかいますよ。


でもみんなおしゃれ。

なぜか。

それは自分がどうしたら魅力的に見えるか日々研究しているからです。

「この眉の形、あか抜けてみる!」「このリップの色どう思う?」

みんなおしゃれに興味のある子たちばかりだったのでこんな会話がしょっちゅう聞こえてくる環境でした。

すでにおしゃれな子でさえ研究してるんですよ。


美人だから、スタイルがいいからおしゃれになれたわけではありません。

試行錯誤した結果、美人に見えたり、スタイルが良く見えたりするんです。

考え方が逆です。


前にKのファッション部屋というチャンネルの結局ファッションは顔とスタイルで決まる?【メンズファッション】 - YouTubeという動画ですごくいいコメントを見つけたんです。

 

全然顔がカッコよくなくても背が低くても自分特有の雰囲気やファッションで全然プラスに持っていける。

そこで諦めないでどう自分を表現して同じ価値観の人との出会いを増やすかが大切だと思う。

自分の感覚的な話だけど、百貨店などのメンズの服を置いてる店の販売員とかはみんなスーツで顔カッコよくて背高いイメージやけど、セレショは顔がカッコよくない人も背が低い人も十人十色だと思う。

それがつまり"個性"が評価される瞬間だと思います。

 

顔が整っていたり、スタイルがいいとオシャレになりやすいのは事実だけど、素材をどう活かすかのほうがはるかに大切。


素材の活かし方は千差万別なのでこのことを知ったところですぐにオシャレになれるわけではないですが、

活かし方が分かってくれば誰でもおしゃれになることは出来ます。

 

センスは生まれ持ったもの。センスないやつは何しても無駄


これも匿名掲示板でよく見るやつです。

これが間違いだってことが分かるエピソードがあるので紹介させてもらいます。


専門学校に入学して数か月、同じく1年生のスタイリスト学科の撮影に参加した時がありました。

スタイリスト学科なのでヘアメイク学科よりはるかに個性的でオシャレな子がたくさんいるわけです。

センスは生まれ持ったものと信じて疑わない人からすれば、この子たちはみんな生まれながらにセンスを持っている人たちです。


なのにその子らの着てる服よりモデルに着せてる、撮影のために一生懸命考えたスタイリングが、ダサい。

もしファッションセンスが生まれ持ったものだとすればこんなことは起こりえないんですよ。

センスがあるならモデルにも洗練されたスタイリングが出来るはず。


でもそうじゃなかった。


そもそもセンスが生まれ持ったものだとすればスタイリスト学科なんていらないんですよ。

でもあるのはセンスは磨くものだから。


オシャレな人って過去にダサかった時って絶対あるんですよ。

それなのにオシャレな人のすでにセンスが磨かれた状態を見て「センスは生まれ持ったもの」と言うのは

人生の幸せの1部分だけを切り取ったインスタの写真だけを見て「不幸なのは自分だけ」と嘆いているくらい野暮です。


さいころからセンスに恵まれている人がいるのは事実ですが、そんな人はめったにいません。


オシャレな人はセンスを磨くために例外なく鏡の前で試行錯誤してるし、今まで着てきた服、知っているスタイリングの数もオシャレが苦手な人に比べて圧倒的に多いです。


センスは後天的にいくらでも伸ばせます。

 

 

「○○を着ればおしゃれ」と特定のアイテムでオシャレかどうか決める

 

よく「○○はダサいですか」「○○はオシャレですか」とネットで見かけるんですが、着ただけでオシャレになれるアイテムなんてないし、

ダサいを言われているアイテムを着なければダサさを回避できることなんてないです。


と言うのは人の顔の印象も体型もそれぞれなので同じアイテムを着ても印象がまるで違ってくるからです。


それにオシャレってトータルバランスなので、いくら洗練されたデザインのトップスを着たところでボトムスや小物の使い方、ヘアメイクでいくらでもださくなるんですよ。


だから特定のアイテムをダサいかどうかと考えるのは無駄な事なんです。


といっても気にしてしまうのは分かるんです。

私も過去に散々そういうことを考えて、知恵袋によく○○はダサいですかって質問してたし、それどころか流行りのブランドの服を着てドヤってた時があったのですが、

その服に対して「あのブランドの服着てる人でオシャレな人いないよね」とネットで書き込みを見つけたときは単に「ひがみかよwww」としか思っていませんでした。お恥ずかしや…


オシャレはバランスなんだなって実感できて、トレンドやブランドに頼らなくても平気になるのってある程度の経験が必要です。

なので最初は分からないなりにマストバイアイテムとかインフルエンサーが推しているアイテムを試すのは悪くないと思います。


でも、オシャレはトータルバランスだという事は忘れないで欲しいです。

 

【許さん!】メルカリでスワロフスキーの偽物を買ってしまった事と偽物の見分け方

どっちが本物でしょう?


こんにちは、サオリです


先日メルカリで偽物のスワロフスキーのピアスを買ってしまった事が分かりました。


事の発端は、私が出品したスワロフスキーのピアスを買ってくださった方(以下スワロさん)から

「失礼ですが○○さん(以下ニセモノさん)からスワロフスキーを購入されましたか?」とメッセージが来たことから。


「購入しましたが、どうされましたか?」と返信をするとなんでも、スワロさんの知り合いがニセモノさんから購入したスワロのブレスレットが偽物だったことがあり、

私がニセモノさんから購入したことが分かると、わざわざ私に教えてくださったんです。(評価ページを見れば購入者が分かるようになってます。)

 

出品しているものがすべて新品未使用品の確信犯

 

びっくりしてニセモノさんが出品している他のスワロフスキーのアクセサリーのページをよくよく見てみると、すべて新品未使用品だったんです。


購入前にニセモノさんの他の出品物を軽く確認していて(ほかに何出品してるんだろ~くらいの軽さ)スワロのアクセサリーを20個くらい出品しているものの、趣味の範疇だと思ったし

他にマグカップやアルページュストーリーの服なんかも出品していたので単に「スワロが好きな方なんだな」しか思わなかったんです。

(でもスワロ以外の他の商品も新品未使用だったし、アルページュの服に関してはサンプル品なのでブランドタグがないとかおかしな事記載してたし…これは確信犯!!)



価格も相場価格で実物写真もリアルな感じで、本物だと信じて疑いませんでした。(メルカリでよく見るブランドカバンの偽物は相場価格より安く出品されていて、写真がきれいすぎることが多い。)

 

購入前にニセモノさんが出品しているほかの商品の個別ページをじっくり見てさえいれば怪しさに気が付けたのに…。本当悔しいです。


スワロフスキーの偽物と本物を比べてみた

 

スワロさんからメッセージを受け取った後にネットで本物のスワロのアクセサリーには必ずスワンの刻印があると知り、すぐさま確認したのですが、ない。

このときに騙されたことが分かりました。

そのあと、本物を購入したので偽物と比べてみました↓

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左が偽物、右が本物です。

偽物は一回り大きく、クリスタルの色なんかも全然ちがいます。



写真だと分からないですが、本物はクリスタルの色がクリアで実際見ると光の反射率が高く、繊細にキラキラと美しく輝きます。


本物はこんなに違うか!!とすごく感動しました。

こんなに見た目が違うのに本物の実物を見たことがなかったため気が付くことが出来ませんでした。


こう比べてみると偽物の方は子供っぽく下品に感じます。

本物を見たことがなければ信じてしまう…


でもまあ「手持ちのスワロに比べてこのピアスはあんまりキラキラしないんだなあ」と思ったこともあったんです。


それでも信じてしまったのは、アレルギー反応が出なかったから。


私は金属アレルギーなのですが、アレルギーがでないから本物だろうと思ってしまったんです。偽物は安い金属を使っているイメージだったので。

 

続いて刻印について。

上が本物、下が偽物です↓
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左から2番目の台座にスワンの刻印があります。

ちなみに本物は左右どちらのピアスにも刻印があります。

偽物には刻印がありません。

他の手持ちのスワロのアクセサリーも確認してみたのですが、スワンの刻印と一緒にコピーライトの「©」が一緒に刻印されているものもありました。


他の種類の刻印も発見↓
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本物はピアスキャッチ部分には9Dと刻印がされています。(小さすぎて上手く撮れませんでいた。肉眼でもよく見ないと何て刻印されているかわからない小ささ)

 

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他に気が付いたのはキャッチの穴の開いているパーツの形が違う事。

本物は平ら、偽物はぷっくりしています。


あと本物にはピアスキャッチが付属しており、2wayで楽しめる仕様になってました↓

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スワロのピアスキャッチにはプラスチック部分にスワロの文字が刻印されています。

これもけっこう大きなポイントかなあと思います。

 

デザイン性の高いピアスのため違いが何か所も見つかりましたが、とにかく刻印があるかどうかは最低限確認したほうが良さそうです。

 

 

その後メルカリ側の対応

 

その後メルカリ事務局側に偽物である根拠の写真を送ったところ、補償していただくことになり無事にお金が戻ってきました!!!

メルカリの売上金で購入したため、返金はメルカリの残高として戻ってきました。


事務局からニセモノである根拠を文と写真で提示してくださいとメッセージが来たのですが、その時は手元に偽物しかありませんでした。

メルカリ事務局に実際に送った証拠写真


しかしピアスキャッチの形が違う事がスワロの公式写真と比べて明らかだったので公式写真と偽物品の写真を送ることで信じて貰えたみたいです。


今回ニセモノさんとの取引はとっくに取引終了しており、偽物の商品についてのやり取りが出来ない状況でした。

対応してもらえるかかなり不安だったのでほんとよかった~~~~。

 

比べる写真がない場合はブランド買取店に持っていき、買取拒否されるのも立派な証拠になるみたいです。

その時は買取店舗の名前と担当者の名前を事務局に報告しましょう。


ちなみに出品者の別商品のコメント欄からその旨伝えてみたところ、違和感ある日本語での返信だったためにフリマサイトで偽物を出品しまくってる悪質な外国人と断定しました。

ちなみに事務局に相談すると返信が来ました。もうバレてるのに懲りないなあ…


今回お金が戻ってきたからよかったものの、今後は本当に本当に、警戒しようと思いました。

みなさまも被害に合われないよう十分お気を付けください。