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中学の頃のいじめが原因のPTSD経過。1年ぶりのカウンセリングで分かったいじめっ子の気持ち

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こんにちは、サオリです。

今月初めくらいに1年ぶりにカウンセリングを受けました。


私は中3の頃に1年間いじめられていたのですが、それがPTSDになっていてうつ病だったこともあり

一番ひどいときは、私をいじめたA子を思い出してしまうたびに目の前の事に手が付かなくなってしまう有様でした。

(ちなみにうつ病になった原因はいじめ以外にも原因がありました。)


約3年前からカウンセリングを受け始めてPTSDの症状も和らいでいき、日常生活には支障はなくなってきたのですが

趣味のピアノを触るたびにA子の事を思い出してしまい、好きなピアノがA子の事を思い出してしまうトリガーとなってしまっているのが辛く、今回カウンセリングを受けました。

(吹奏楽部同士だったので楽器だったらなんでもトリガーになっていたのかも)


今回はカウンセリングで起こった心の変化、気づきなどを記録したいと思います。

 

今回の症状

 

今回のカウンセリングで治したいと思った症状は、ピアノを弾くたびにA子を思い出してしまいピアノに集中しきれないこと。

そして「A子が許せない」という気持ちをいい加減手放してピアノを楽しみたいと思いました。


今までのカウンセリングでだいぶ心が軽くなっているので、数年前みたいに「A子に復讐したい」のような強い気持ちはなかったのですが

「やっぱり許せないよなあ…」という気持ちが霧のようにいつもうっすら心に残っていました。


なのでいつも心が後ろに引っ張られていて、前に進んでいても前に進み切れない感じ。

なので心が軽くなってもちゃんと過去は清算しきらないと、と思いました。


☆関連記事☆
過去のいじめに苦しむ人へ。いじめへの向き合い方

 

カウンセリングでやったこと

 

カウンセリングはスカイプでやったのですが、やったことは


・A子に言いたいことを、目の前にA子がいるつもりで言う

・言ったら今度は自分がA子になりきって自分のした発言に反応する


という事。


椅子を2つ用意して向き合わせ、A子を演じるときは椅子を座り変えます。

部屋には椅子がなかったため、今回は体の向きだけ変えてやりました。

 

これをやることで不思議とA子の気持ちが分かるので、自分の中にいるA子と和解しようというわけです。



カウンセリングで分かった「A子は私に謝る気はない」ということ

 

●私はA子に

「あのときいじめられて1年間辛かったし、大人になってもずっと引きずっていてずっと傷ついている。あなたが許せない。

卒業間近に謝罪の手紙をくれたけど、自分だけいじめたことを清算しようとしてとても都合がいいように感じた。

謝らない私が悪者のようになって罪悪感まで感じてしまった。」

と言いました。



●そのあと私は体の向きを変えてA子の立場になってみます。


カウンセラーが

「サオリちゃんは大人になってもいじめられた事に傷ついてるよ、Aちゃん。サオリちゃんに謝ったらどう?」

とA子になりきった私に言います。



そしたらA子(を演じている自分)は全く謝罪の気持ちが湧いてこなかったのです。

それどころか「なんで謝らないといけないの?」という冷めた気持ちが自分(サオリ)に対して湧いてきました。



そのあとカウンセラーに

「あなたは1年間もサオリちゃんの事をいじめてきたのだから、謝罪の言葉を言ったら?」


と言われたのでとりあえず「あの時は本当にすみませんでした」と言ってみるものの、反省する気持ちがまったく湧いてこなかったんですよね。


そのとき「わたしも傷ついたのになんで謝らないといけないの?」という気持ちになりました。


A子は私と同じくらい傷ついていたようです。

 

なぜいじめたA子は傷ついていたのか

 

A子の立場になってみて何で加害者のA子が傷ついていたのかというと、


A子と私は当時吹奏楽部でサックスをやっていたのですが、1年の頃からA子は先生に褒められることが多く、優越感を感じていました。


しかし2年目の冬にA子は本当はやりたかったパートリーダーも、ソプラノサックスで大会に出る事もできなかった事、

しかも自分が一番うまいと思っていたのに、私が目立ったパートをやって全国大会まで行ってしまった。


A子のなりたい、やりたいことをすべて私がやっていたので嫉妬心を抑える事ができなかったんだと思います。


といってもA子も部長で3年生の時はソリストをやったりして目立っていたのだけれど、A子にとっては部長は重荷で、演奏会でソリストをやるより私の立場が一番羨ましかった。


A子は1年間、私をいじめつつも被害者意識があったんです。


A子からしてみれば、私(サオリ)はA子の欲しいものをさらっていった加害者で、自分は被害者だから私から奪うために反撃した、という事になります。



だから私に「なんで謝らないといけないの?」という気持ちが湧いてくるのは当然だったんです。

 

 

謝罪の手紙で気持ちが冷めてしまったわけはA子の被害者意識から?

 

A子は卒業するまで私に4通の謝罪の紙をくれたのですが、私は1通目を読んだ時にまったく反省している気持ちを感じませんでした。

 

私は1通目の手紙を読んで冷めてしまい、2通目は読まずに捨ててしまいました。



そして3通目をもらったときに友達に「A子がちゃんと読んでほしいって」と言われたのでしぶしぶ読んだのですが、最初に

「せっかく手紙を書いたのに、捨てるなんてどうかしていると思う」

と書かれており逆ギレされたのですが、逆ギレするのは加害者意識が薄いからです。

ちなみに4通目は読まずに捨ててしまいました。



その後A子は、進学した高校の吹奏楽部のパート練習中に、同じ中学の先輩から私の事を話題に出され、泣いてしまったことがあったそうです。

そしてA子は私をいじめていた事を話したらしいのです。

当時私は先輩からのメールでそのことを知りました。


今このことを思い出してみると「罪悪感を感じて泣いたのだとすれば、なぜあの時もらった手紙から反省している気持ちが伝わらなかったのだろう」と思ったのですが、


A子が泣いてしまったのは私をいじめた加害者意識から泣いたというよりも、

「傷ついた自分の気持ちをどうにかするためにいじめるしかなかった自分がかわいそう」「あの時はいじめるしかなかったの」(被害者意識)という気持ちから泣いたんじゃないかなと思いました。


貰った手紙からもそんな気持ちが表れていて、読んでいて気持ちが冷めてしまったんだと思います。

 

周りも被害者意識を感じていたのかもしれない


私はいじめられた事と同じくらい傷ついたことが、先生、親、友達に訴えても誰も何もしてくれなかったという事。

14歳の私にとってはとても辛かったです。


当時なぜだれも対処してくれなかったのだろうというと、誰かがトラブルを起こすとみんなでミーティング、連帯責任で活動停止して奉仕活動をする、というのが決まりだったのですが、

私が勇気を振り絞って訴えたのが引退間近の頃だったからです。

演奏会の予定もあって、みんなこんな時期に活動停止になりたくなかったんです。


それに部長がいじめをしているなんて大問題。

みんなで解決しようとすればあっという間に引退してしまいます。


きっと私に「A子にいじめられている」と言われた先生、親、友達はなんでこんな時期に行ってくるんだ、勘弁してくれ、引退した後に2人で解決してくれ、という被害者意識があったからだと思います。

 

A子の事を思い出してしまうと、私の見方をしてくれなかった人たちの事も思い出して「許せない」気持ちが湧いてきたのですが、

被害者意識を感じていたんだと思うとそりゃあ対処してくれないよね…という気持ちになりどうでも良くなりました。

 

 

お互い仲の良いままでいたかった

 

私がカウンセリングでA子に(A子が前にいるつもりで)

「小学生の頃から仲が良かったのに、中学の最後の年でこんなことになってしまうなんてとても残念」

と言ったのですが、その時になぜかぶわっと涙があふれてきました。


あからさまに体が反応したので、わたしは「A子に対する本当の気持ちってこれだな」とはっきりと分かりました。


それに対して私演じるA子は

「私も残念に思うし、仲のいいままでいたかった」

と答えました。(ここでも私は泣いたのかも)


ここら辺は私が気持ちが高ぶって泣いてしまってこともあり、あまり覚えていないのですが、「今日はお互いに話せてよかった」という気持ちを確認して私はA子との対話を終えました。

 

私はいままでA子に対する憎しみ、いじめられた事に対する悲しみを感じていて、A子が私をいじめたことに対して罪悪感を感じながら生きていくことを願っていました。


でもその気持ちは表面的なもので、本当の気持ちはただただシンプルに「こんなことになってしまってとても残念」ということ。

 

今までにも高校でハブられたりと人間関係でいろんなことがあったにも関わらず、A子にいじめられた事に執着していたのは、

小学生の頃から仲良くしていたA子にいじめられた事がとてもショックだったからだと確認できました。


そして私はA子は私の事が嫌いでいじめていたんだと思っていたのですが、A子の「仲のいいままでいたかった」という言葉から、

私の事が嫌いでいじめたのではなく、A子自身の心の弱さからいじめてしまったのだと分かりました。

ここら辺は前から分かっていたのですが、今回のカウンセリングで体感まで落とし込めた感じがしました。

 

A子への執着が無駄だと体感で分かった

 

先ほども書いた通り、私はA子を憎んでいました。

もし機会があるのなら心の底から謝罪してほしい、もしくは罪悪感を感じながら生きていて欲しいと思っていました。


でも今回のカウンセリングを通してA子は私に謝る気なんて全くなかったし、それどころかいじめた罪悪感なんて感じていなくて自分はたくさん傷ついた被害者と思っている事が分かりました。


なので私がA子の事を憎んでいるとA子が知ったとしてもA子は謝ったり、私の望んでいる行動はしないんだ、

私がどれだけ傷ついてきたかA子に分からせようとしてもと無駄、分かってくれないと思ったらA子に執着するのが馬鹿馬鹿しく思えてきました。

 

カウンセリングのその後


わたしはピアノを弾くたびにA子を思い出してしまいピアノに集中しきれないことに悩んでいました。

今回のカウンセリングのその後、A子の事は思い出さなくなったので前よりピアノに集中できるようになりました。


私はいじめられた事のほかに中学の大会の後、部長のA子の方が目立った活躍をしたこと、その後高校でスランプになり、そのまま音楽をやめてしまって悔しい思いをしました。

それがとても心残りだったのですが、そのことをカウンセラーに話したら「その気持ちをピアノに昇華させるのよ!」と言いました。


私は今までこのことが足かせに思っていたし、いろんなことをネガティブに考えていたのですが、考え方次第で「力」になるんだなと気づくことが出来ました。


もし今後ピアノを弾いているときに昔の事を思い出すようなことがあっても力に変えて今まで以上に音楽に集中することが出来ると思います。


自分のネガティブな面と向き合うのはとてもしんどいですが、カウンセリングの後はとてもすっきりするので今回また過去を整理出来て良かったです。