こんにちは、サオリです
今日はこの前行ってきたカウンセリングの事を書こうと思います。
カウンセリングにはうつ病が治った今でも半年に1回は受けています。
というのも消化しきれていない事がまだあるし、カウンセリングを受ける事によって自分を客観視できるからです。
この前のカウンセリングでは高校時代の事を話しました。
これまでのカウンセリングではうつ病を治すために専門学生の時に受けたパワハラとか中学の時のいじめとか、強烈に許せない事を主に相談してきました。
それが解決すると今度は高校時代に経験した許せない事がこみ上がってきてモヤモヤ。
高校時代のあの子らが許せない!
高校時代では仲良くしていた友達に理不尽な理由でハブられたり、授業崩壊が起こっていました。
そして周りの大人に相談したけど対処してもらえなかったこと、
それどころかその後ストレスで体が動かなくなってしまい学校に行けなくなった時、周りの大人に責められた事が本当に悔しくて許せませんでした。
それに加え、許せなかったことが。
フェイスブックで私の事をハブった、授業崩壊に加担していた子のページを見つけてしまったとき、希望通りの進路を歩んでいたことが分かった事。
最近では「病気で後一歩治療が遅れていたら死んでいた、目が覚めたら旦那さんがすごく心配してくれた、命があることに感謝☆」的な、
結婚して子供もいてもうすっかり改心しましたって感じの投稿が癪に障ったよね。うん。
涙が出てきて分かった事
このことをカウンセラーに話したら
「その子が改心したとは限らないよ?そういうのっていくらでも演じる事が出来るし。あなたは意地悪してきた子たちにどうしてもらいたいの?」
って言われて、中学の時に私をいじめたA子にはPTSDにもなったし、治すまでにかかった治療費とか慰謝料ふんだくったらスッキリするかもって思った事はあるんだけど
高校時代に意地悪してきたヤツはA子とは違い、ひどい事をやったっていう自覚がない。(少なくともA子は自分がひどい事をやった自覚はあった)
だから仮に謝らせても表面的な感じになるだろうし、慰謝料を払わせることが可能だとしても被害者ヅラされるだろうから、その子たちに「こうして欲しい」と思ったことがなかった。
カウンセラーは「あと一歩で死んでたかもしれないその子にちゃんと天罰下ってるじゃん」って言ってくれたけど、
「悪い事をした自覚がなく、その後もへらへら生きて、病気も天罰だとは思わずただの悲劇として旦那に心配されていいもんだと思う。」
なんて言ったら
「じゃああなたはその子みたいに人をいじめる側になりたいの?」って言われた。
「そんなのとんでもない。でも人の気持ちが分からず理不尽にハブる事が平気でできる、自分に都合のいいように生きていることが羨ましいと思う。」
って言ったら
「本当はその子たちと仲良くしたかったんだね~」ってびっくりするような事言われて。
そしたら勝手に涙が出てきた。
涙が出てきたことによってカウンセラーの言っていることに納得することが出来た。
体の反応は正直。
わたしはその子らと本当は仲良くしたかったらしい。
いじめる側になりたいってわけじゃないけど、でも疎外感は感じていたからそれがすごく悲しかったんだと思う。
許せない、憎いって感情はそれくらい相手の事が好きって事は何回も心理学系の本で読んだことはあるけど実際本当の意味で理解する事ってなかなか難しい。
今回もカウンセリングを通して自分の気持ちに気が付けたし、気持ちがすっきりして良かった。