こんにちは、サオリです
私は趣味でピアノをやっていて、週1でピアノ教室に通っています。
通い始めてからだいたい2年経ったので、今日はピアノ教室に通った感想など書いてみようと思います。
趣味でピアノをやろうと思ったきっかけ
ピアノ教室の事の前に、まずなんでピアノを始めようと思ったかというと、自分の日常生活がつまらなくて変化が欲しかったのと、
YouTubeでピアノを演奏している人の動画を観て「またピアノ弾いてみたいな」と思い始めようと思いました。
ヴァイオリンにもあこがれはあったのですが、練習場所を選ぶという事とメンテナンスにお金がかかりそう、という事で始めるハードルが私には高かったです。
ピアノは電子ピアノなら深夜でも音を気にせず練習可能だし、メンテナンスもほこりを拭く程度でOK、
ヴァイオリンみたいにチューニングがいらないなどなど…めんどくさい事が少ないので継続しやすいかな、と思いました。
学生時代、吹奏楽部で楽器はとにかく継続して練習しないと上手くならないということを実感しているので「継続のしやすさ」は私にとってかなり重要ポイントでした。
それにピアノなら経験があり簡単な曲なら弾けるので、一からバイオリンを習うよりメンタルの負担が少なく、続けられるんじゃないかなと思いピアノにしました。
ピアノ教室に通ったきっかけ
ピアノ教室に通い始めたきっかけは、独学でやろうとしたけど1か月で限界を感じたからです。
趣味でピアノを始めたものの、練習している曲をどの程度まで仕上げればいいか分からない、適切なレベルの曲が分からない、本当にこの弾き方でいいのかな、
などなど疑問だらけで不安に感じ、とりあえずピアノ教室の体験レッスンに行くことに。
大手ピアノ教室の体験レッスンでは、カウンセリングで先生に今までの楽器経験や疑問に思っていることを聞いてもらった後、練習しているベートーベンの曲を見てもらいました。
先生に曲の解釈の仕方やテクニックを教えて貰って、独学で練習するより楽だし教室に通った方がはるかに上手くなると感じ、その1週間後、ピアノ教室に通う事にしました。
大人のピアノ教室は子供の頃の習い事と違って楽しい!
通い始めて思ったのは子供の頃の習い事と違って楽しい!という事。
小学生の頃にピアノを習っていた時は自分の好きな曲が弾けない、ピアノには興味があるけどクラシック音楽に興味がないからブルクミュラーがくっそつまらない、結果練習なんてしなかったのですが、
大人になってクラシックの良さが分かるようになって、クラシック曲を練習するのが楽しいし、弾きたい曲を自分で決められるし(これは音楽教室によるかも)、圧倒的に自由度が高いです。
私の場合は自分の好きな曲ばかり弾いていると音楽の幅も狭くなるかなと思い、先生に自分のレベルに合った曲集を選んでもらって、完全おまかせコースです。
でも飽きっぽいので、ショパンのワルツ集をやっている途中に別の作曲家の曲を弾いたりしています。
また私の通っているピアノ教室は、自分の好きな日にレッスンの予約ができます。
当日いけなくなってもレッスン開始時間までに連絡を入れれば無料で別の日に変える事ができるので自由度が高くてこれまたいい。
先生とも子供の頃と違って対等に話すことが出来るので、毎回レッスンが楽しいです。
ピアノ教室のここがいい!
ピアノ教室に通ってよかったのは、ネットで調べても良く分からないテクニックを教えて貰えること。
レッスンでは練習しても弾けるようにならないところの練習方法を教えて貰ったり、ロマン派の曲の解釈だったり、
独学だったら分からないまま弾いていただろうな、と思うことばかりです。
それからたまに「ここどうやって弾くの!?」という問題が発生するのですが、そのときもピアノ教室通っていてよかったーと思う事の一つです。
また週に一回、かならずアコースティックピアノを触れる機会があるのも良いです。
私が独学でやっていたらレンタル料金をケチってアコースティックピアノに触れる機会が年に数回あるかどうか…
生活面ではピアノをやっていることで趣味といえるものが出来て生活の充実度がアップ。
ピアノを始めるまで暇な時間はだらだらアニメを見て過ごしていたのですが、趣味があることによって「ピアノ練習しよう」と生活に張りがでました。
ピアノ教室に通い始めてどれくらい上達したか
ピアノ教室に通い始めて私の場合はソナチネからショパンのワルツまで弾けるようになりました!
華麗なる大円舞曲とかはさすがに弾けないですけど、中級程度のものなら弾けるように。
ちなみに今までのピアノ歴は6歳の頃から3年やってブルクミュラーで終わり(しかも家で練習したことない)、
中学生の頃に再びやりたくなってソナチネアルバムからスタート→2年間やってソナチネアルバムの最後の方に載ってるベートーベンのソナチネを発表会で弾いて終了。
いままでテキトーにやってきてショパン弾ける→なんかすごい人!と思っていたので、今自分がショパンのワルツ集やっているのがなんだか不思議です。私的には大大満足。
大人になってから弾いた曲は、最後にベートーベンのソナチネを弾いたので、10年前の続きから…ととりあえずベートーベンのソナチネからスタート。
そのあとは先生の方針に任せてソナチネ数曲、その後シューマン子供の情景、シューベルト即興曲Op.90-2,3番、ベートーベンソナタ1曲、ドビュッシー2曲、ショパンワルツ集は今10曲目です。
シューベルトの即興曲op.90-2はピアノの曲に詳しくなくても知っていた曲だったので、弾けるようになった時はすごく嬉しかったです。
ピアノ教室に通って分かったピアノの良さ
ピアノにしてよかったと思う事はまず家で練習できるという事。
曲が弾けるようになるまでには練習が必要不可欠です。
ピアノは練習するまでのハードルが他の楽器に比べて圧倒的に低いと思っています。
学生の頃部活でサックスをやっていたのですが、まず楽器を組み立ててチューニング、それから練習、練習が終わると分解してメンテナンスしないといけないので面倒と感じる事が多かったです。
でもピアノはふたを開けて電源を入れたら即練習を始める事ができます。
なのでちょっとした空き時間にもすぐ練習できるのが私にはよかったです。
それといいなと思ったのはピアノは一人でも楽しめるという事。
メロディと伴奏どちらも兼ね備えているので、ぼっちでも楽しいよ!!
ピアノのここが嫌だ
逆にピアノの嫌なところは1曲弾けるようになるまで時間がかかってしまうという事。
曲にもよりますがとにかく音が多く、まず音を取れるようになるまでに時間がかかってしまい
大人になってピアノを習い始めたころは「この曲いつになったら弾けるようになるんだろう…」と不安になることが多かったです。
でも今は「この難易度ならこのくらいかかるかな…」とだいたいの想像はつくし、
先生にも7ページ以上の曲はやりたくない、練習を始めてから合格をもらえるまでの目安が4か月の曲はキツい、など先生に正直に言っているため無理なく続けられています。
また私は6帖の部屋に住んでいるためピアノを置くとかなり狭くなります。
今は慣れましたが買ったときは何とも言えない圧迫感がありましたね。
ペットボトルのお水を置く場所がない!という事態になり、今はピアノの下の空きスペースにずらーっとお水が並べてあります(笑)
これからもマイペースに楽しんでいきたい
大人になってからピアノ教室に通い始めて、最初は3か月続けられたらラッキーだなという気持ちでした。
でも通っていくうちに「次はこの曲に挑戦したいな」という気持ちが湧いてきて気が付けば2年も経過。
通う前は出費が増える事にかなり悩んでうじうじしていて、大人の習い事なんて中高年のためのもの…と思っていましたが、結果生活の質が上がったので今はあの時とりあえず体験レッスンに行ってみて良かったなと感じています。
ピアノを再開して昔とは違ったピアノの楽しみ方が出来て嬉しいです。