こんにちは、サオリです
私は17歳の頃に髪の毛を染め始めて、自分の髪色がいろんな色になるのが楽しく約1ヵ月毎に髪色を変えていたのですが21歳くらいの頃にふと
「このまま染め続けたら死ぬまでもう自分の地毛の色を拝めないのか?」
「もし前世が金髪の人で『来世は黒髪に生まれてみたいな』と思って生まれてきたんだとしたら私は黒髪をもっと堪能するべきなのではないのだろうか」
と思って茶髪をぱったりやめ、現在28ですが今のところ黒髪のまま20代を終わらせるつもりです。
私が20代前半の頃って、高校卒業したら髪の毛染めるの当たり前、黒髪=ダサいみたいな空気があったので20代で自らの意思で黒髪で過ごしたのは結構レアケースです。
今日は20代のほとんどを黒髪で過ごしてみて感じたこと、メリットデメリットを書いてみようと思います。
黒髪にしてしばらくは自分に自信が持てなかった
読んでいる雑誌のモデルとか同世代の人はみんな茶髪に染めていて、黒髪なのは就活生くらいだったので黒髪に戻したときは自分に自信がなかったです。
しかも周りに「黒髪嫌だー」という人が多かったので、黒髪に対してネガティブな印象がありました。
やっぱり周りと同じってすごく安心するんですよね。
それに髪を染めているって、多少ちぐはぐになっても「見た目に気を使っています」という意識が外見に表れていて、それが多少垢ぬけさせてくれる感じがありました。
なので黒に戻してからは自分がダサくなった様に感じたし、やっぱり茶髪じゃなきゃ垢ぬけないのかな、と茶髪に戻すか迷ったこともありました。
でも地毛の色と染めた黒って全然印象が違うので、地毛が伸びきったら黒髪が好きになるかもしれない、とそこはグッと我慢しました。
黒髪に戻したら服と髪型に困った
黒髪に戻して困ったのは服と髪型。
それまで好きで着ていた服はぶりぶりした甘めの服。(昔のスナイデルのワンピース好きだったな。)
今思えば全く似合っていなかったのですが、メイクや髪を工夫することによって無理やり似合わせていて、
それが黒髪に戻した途端、一気にバランスが崩れてぎりぎり似合っている所から全く似合わなくなってしまい、服の路線を変えざるを得なくなってしまいました。
でもまあこの頃はそろそろぶりぶりした服やめたいと思っていたのでそれほどダメージはなかったのですが、方向性に困りました。
髪は今まで茶髪の時にやっていた巻き方が似合わなくなってしまい、黒髪率が圧倒的に多い中国の女優さんの髪の巻き方やスタイリングなど参考にしてきました。(なのでヨシンモリとかワンホンヘアとか日本にやってきた頃今さら感あった)
黒髪は茶髪に比べ平面的に見えるので、何も考えずミックス巻きにしてしまうとただぼざっとしているようにしか見えないのです。
黒髪は髪のつやを楽しむ髪色と思っています。
黒髪はエレガントな雰囲気のスタイリングと相性が良いですね。
黒髪の抜け毛の存在感がすごい
25歳の時に一度だけ気持ちを明るくしたい、と思いふたたび茶髪に染めたことがあったのですが、染料の臭いがダメになってしまったのと、色が抜けやすいのがストレスで黒に戻した時にびっくりしたのが抜け毛の存在感。
茶髪になれてしまうと黒に戻したときの抜け毛を見た時に自分の髪の毛がすごく抜けているように感じるんですよね。
「脱毛症!?」ってレベルで不安になったのを覚えてます。
「何で染めないの?」「染めたら?」と言われることが多かった
これは私がヘアメイクの学校に通っていたというのもあるかもしれませんが、周りから何で染めないの?染めたら?と言われることが多かったです。ヘアの先生にも言われました。
ちなみに同じクラスで染めていなかったのは2人しかいませんでした。(男子を覗く)
それくらい髪の毛染めて当然な雰囲気はありましたし、黒髪だとこんなに周りから珍しがられる(?)んだなーと思いました。
その時服も簡素だったため、もしかしたら「もっと見た目に気を遣ったら?」の意味で言われていたのかもしれません。
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3年間同じ服装をしてみた時の話
カラー代が浮くので表参道の人気サロンに通っていた
黒髪で良かったと思ったのは、カラー代が浮くという事。
私はカラーをしていた時は5週間毎に通っていたので1年間で10回のカラー。カラー代が約6000円だったので1年間で60,000円かかっていたことになります。
その6万円が浮いた分で勉強がてら表参道の人気サロンに通っていました。
カットだけで7000円くらいしたのですが、受付専用のスタッフがいたり、美容師さんはみんなオシャレだし、接客やサービスはかなりいい刺激になりました。(お茶菓子もオサレだった気がする)
人気サロンのためいつ行っても混んでいて、ざわざわしていてゆっくりできないのと、今はそれほど髪にこだわりはないため、今は自宅近くの小さくてゆっくりできるサロンに通っています。(しかも安い)
黒髪はお金が浮く、時間ができる
染めていた頃は、カラーに加えパーマをしていたこともあり、枝毛が常にある状態だったのでトリートメントやらヘアオイルにお金をかけていました。
しかも「どのトリートメントがいいのかな~」とネットでダラダラとリサーチしていたのですが、黒髪にしてからは枝毛もできないのでトリートメントもいらなくなり、時間とお金が浮きました。
時間と言えば、髪を染めていると地毛の伸びた部分や染めた色が抜けてきたりすると「そろそろ美容室行かないとなー」と髪に気に掛ける事が多かったのですが、
黒髪だとそんなこともなくなったので考える事が減った結果、精神的プチ負担が減ったのと、カットだけだと美容室にいる時間も短く済むのでこれまた精神的プチ負担が減りました。
アラサーになって健康的な黒髪を楽しめる時間はそう長くはないと感じた
美容師さんから聞いたのですが、若い人だと35歳から白髪が映え始めるそうです。
そう考えると地毛色オンリーのつややかな黒髪を楽しめるのって意外と短い事に気が付きました。今28なのであと7年。
染めた黒は嫌なのでもし私に白髪が映えて染めるとしたらブラウンに染めると思います。
なのでブラウンに染めたヘアは白髪が出来た時に楽しむとして、今は黒い髪を楽しもうと思います。