【買い物依存?】たくさん服を買っても満足できない理由と解決方法

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こんにちは、サオリです

服を買っても買っても、まだ買いたい!と思う事はありませんか。


前にも買い物について書いたのですが↓

今回は別の視点で書いてみたいと思います。

 

他人軸で服を買っているから


自分軸で買っているようで実は他人軸で買っている、なんてことは良くあります。

雑誌やSNSの影響で買ってしまったり、他人の目を気にして自分の好きな服を買わないなどがそうです。


私は雑誌の情報や他人にどう見られるかを気にしすぎた結果、自分を抑圧しすぎて自分の好きな服、色が何なのか、どういう服装をしたいのか分からなくなってしまったことがあります。

しかも厄介なことにその時は他人軸になっていることに気が付かず、自分の好きな服を着ていると思っていました。

でも他人軸であったため本当に着たい服とは違うのでいつまでたっても満たされず、服を買い続けていました。


その服はインスタで○○ちゃんが着てなくても買う?

雑誌に掲載されてなくても買う?

自分の好きな服を着たら本当に人から何か言われる?


もし服を買っても買っても満たされないのなら、他人軸になっていないかどうか振り返ってみてください。


☆関連記事☆
したいのは「自分らしい」服装。オシャレのその先

 

承認欲求が強いから


オシャレをする目的は人それぞれで、自分に自信を持ちたい、服で自分を表現したい、オシャレだと思われたい、モテたいなどがあると思います。

この中でも厄介なのがオシャレだと思われたい、モテたいなどの他人からの評価が必要な目的です。

雑誌のオシャレ情報に流されて「○○がオシャレ!」と書いてあれば考えなしにすぐに飛びついたり、好きでもないのに「モテそうだから」と服を買ったりしている場合は承認欲求に振り回されている可能性があります。


私は元々プライド高めの見栄っ張りで承認欲求ゴリゴリの人間なのですが、私がおススメしたいのはあらゆるファッション情報から一旦離れてみる事です。

承認欲求が高いとファッションも他人軸になりがちなので、一旦情報から離れてみると自分軸がいかにブレていたかに気づき事ができます。

過去の私で言うと、似合わないのにその時トレンドだったマウンテンパーカーを買ったりセクシーなボディコンワンピースを買ったり…まったく自分らしくない服ばかり買っていました。


前の項目でも書きましたが他人軸で選んだ服は満足感が得られにくいです。

かならずしもその服を着て自分の得たい評価を得られるわけではないし、他人軸で買った服は時間が経つと「なんでこんな服買ったんだろう」と買った理由をすぐ忘れてしまい、断捨離コース一直線です。

なので情報から離れて冷静になることが必要です。


強すぎる承認欲求をどうにかしたい、と思っている人はこちらの記事を参考にしてみてください↓

【元うつ病】承認欲求を満たし、自己肯定感が高くなった方法
人と比べてしまう本当の理由と解決方法

 

メンタル面での不足感から買っているから


私は4年前までモノトーンでコンサバな服装をしていました。

専門学生の時なんて、お客様に学校の事務員と間違えられるほど。

最初は服選びが楽になるからという理由でモノトーンでまとめていたのですが、そこには「きちんとしなきゃ」「しっかりしなきゃ」という気持ちも隠れていました。


その証拠に、色のない服で埋め尽くされたクローゼットを見てストレスを感じていたにも関わらず、それでもモノトーンにこだわっていた事と、

きれい色の服や揺れるスカートを履いている人をみて「男に媚びたようなバカっぽい恰好はできない」と思っていたからです。

でもうつ病が悪化してメンタルが崩壊したときに「こんなネズミ色の服着たくない」という気持ちが湧いてきて、自分は一番着たくないと思っていたきれいな色を着たいんだと気が付きました。


ついつい暗い色の服をを買ってしまう人は、昔の私のように自分はダメだから「しっかりしなきゃ」「強くなければ」というメンタル面の不足感から選んでいないでしょうか。

特に黒い服は、長い間頻繁に着ていると自分を抑圧することにつながるので注意が必要です。


もし暗い服ばかり選んでいるのだとしたら、

毎日が楽しいと思っている自分はどんな服を着ている?

幸せそうな人が着ている服ってどんな服?


という事を考えてみてください。

ここで出た答えがあなたの着たい服です。

本心から着たい服を着れば買い物も満足度が上がるはずです。


☆関連記事☆
自分らしいファッションとは?私が“自分らしいファッション”ができるようになるまで

 

自分よりオシャレな人と比べているから


これは私あるあるなのですが、新宿などの繁華街に出かけてとびきりオシャレな人を見ると「私ももっとおしゃれになりたい!」とよく思います。

そして帰ってネット通販を眺める、そしてどんどん服が欲しくなっていたのですが、オシャレな人と私のライフスタイルは違っているので、そのオシャレな人の服をまるまる真似したところで満足感なんて得られないんですよね。

ヒールは歩いていて苦痛だし、ポリエステルのブラウスはストレスを感じるので私は毎日着る事ができません。


今もオシャレな人見ると「いいな、素敵だな」と思うのですが、「いや待て私はあんな高いヒール買っても履かないでしょ」「フリフリのブラウス着てもお家でリラックスできないでしょ」と思い冷静になることが出来ます。


ライフスタイルによって必要なオシャレはそれぞれ違うし、どれくらいオシャレにパワー(時間や金銭面)を注ぎ込めるかもひとそれぞれです。

なのでオシャレな人と比べて「私もああなりたい」と思ったら「あの人と自分のライフスタイルは違う」と思い出してみてください。

 

服を買うデメリットが見えていないから


服を買うにもデメリットがあります。


例えば新しい服を買うとその代わりに着ない服が発生します。

着ない服がどんどん増えていけば断捨離が必要になってきて服を大量処分することに。

服の単価って高いので処分した服の合計金額が普通にブランドバッグか買える値段だったりします。


自分的には60点のまあまあな服を何着も買うより、欲しいブランドバッグを買う方が達成感もあるし満足感も得られやすいので、服が欲しくなったら

「その服を1着買うと欲しいブランドバッグから遠のくけど、それでも買う?」と考えると欲もセーブしやすいです。

ブランドに興味がなかったら旅行とか家電でもいいかもしれません。


他には手間や時間。

洗えないコートやニット、ジャケットはクリーニング代がかかったり、量があれば衣替えが大変です。

それにネット通販での買い物は特にダラダラと見てしまいがちなので家事がおろそかになりがちです。(私の場合はね)

家事と言えば、昔住んでいた部屋のクローゼットが広かった分、服の量も結構持っていたのですが、引っ越してクローゼットが小さくなった分、服の量も減らしたら洗濯物をため込むことが少なくなりました。

まめに洗濯しないと着るものがなくなってしまうんですよ。

服の量はセーブした方が生活しやすいと思いました。


服を買う前に服を買うデメリットを考えてみると良いかもしれません。

 

生活が充実していないのを服で満たそうとしているから


買い物が止まらない人は毎日の充実感が感じられずにその不足感を服で埋めようとしていないでしょうか。

私が服を無駄に買ってしまうときって決まって生活がつまらないと感じているときです。

特に感染症の影響で趣味で通っていたピアノ教室がお休みになったり、ジムに行くのを自粛していた時は服を買っても着ていくところなんてないのに無駄に買っていましたね、反省。

このとき趣味って大事だなと思いました。

なので趣味がない人はなにか新しい事を始めてみるのも良いかもしれません。服から意識が逸らせます。

 

オシャレになれば幸せになれると思っているから

 

雑誌やネット通販でオシャレな恰好をしたモデルが幸せそうに笑っている写真を見ると、私たちは無意識に「わたしも同じ服を着ればこんな風に幸せになれるに違いない」と思ってしまうものです。


車のCMでよくある、家族がその車に乗ってしあわせ家族を演出するのは「この車を買えば幸せな家族になれる」と無意識に思わせるためであると昔本で読んだことがあります。

本で読んだ時に私は心当たりがありまくりで、欲しいものがあって買おうか迷っているときは決まって欲しい服を着たモデルと自分を重ねて「その服を着た幸せそうな自分」を想像していました。(今もそうだけど)

でももう小綺麗な恰好をしていたらそれ以上服で幸せになる!人生が変わる!なんてことはなくて、一時的な高揚感はあってもまた平凡な日常に元通りです。


じゃあどうしたら幸せを感じられるかというとまずはクローゼットの整理をして「すでに持ってる!」を感じる事。

それをして自分の手持ちの服を確認すると「あーそういえばこんなの持ってたわー」「服いっぱいあるじゃん」なんて思うのは私あるあるです(笑)

買ったそのときはたくさん着ようと思った服が数回しか着ていなかったことに気が付けて、欲しいと思っている服から意識を逸らすことができるし、

自分はたくさん服を持っていることに気が付いて、満たされることが出来ます。


それから「欲しい服から自分の望みを知る」という事。

欲しい服を着ている自分は何をしているか想像してみてください。


例えばかわいいルームウェアを着てお家でゆっくりしている自分を想像したら、あなたの望みはルームウェアを買う事ではなくて「お家でゆっくりしている自分」です。

きっと今疲れていてお家でもあまりリラックスできていないのかもしれません。


かわいい服を着て楽しく彼氏とデートするところを想像したら彼氏との関係がマンネリしているのかもしれません。

そうだとしたらやるべきことはかわいい服を買う事ではなくて、マンネリ打破のための行動です。


このように「欲しいのは服じゃなくて別の事」と気が付くことが出来れば、本当に幸せになるための行動をすることが出来ます。