こんにちは、サオリです
イメコン…すっかり広まりおしゃれにそれほど興味のない人でもネットサーフィンをしていれば1度は目にしたことのある言葉ではないでしょうか。
これだけ世に浸透したという事はそれだけ服に悩んでいる人が多いという事だし、多くの人が悩みを解決できたという事だと思っています。
しかし一方で否定派がいるのもまた事実。
ファッションレベル1の人のセンス舐めすぎな件
「パーソナルカラー、パーソナルデザインに関係なく好きな服着ればいいじゃん!」
という言葉をよく目にするのですが、服に悩んでいた昔の自分からしたら
「好きな服着て野暮ったい&くそダサいから悩んでんだよ!」
という感じです。
なので「好きな服着ればいいじゃん」と言われると「ダサいままでいろ」と言われているみたいなんですよね。
(ファッションに自信がなさ過ぎておしゃれな人の意見が攻撃的に感じてたのよ。)
イメコン否定派の人は本当に服のセンスのない人のセンスのなさを舐めすぎていると思います。
「好きな服着ればいいじゃん」という言葉は今なら似合わない服もそれなりにコーデすることが出来るので理解できるのですが、
やっぱり、右も左も分からないセンスのない人にとってイメコンは効率よくセンスをレベル上げできる手段なんですよね。
最初に型を学ぶ事は大切です。
ファッションセンスは環境が大いに関係していると思う
それにイメコンに否定的な人は環境やセンスに恵まれていると思います。
だってイメコンを受けたいと思うほどファッションに深刻に悩んでいないという事だから。
私の想像ですが、最初から自分の好みと似合うの差が小さいか、服を選ぶ時にアドバイスしてくれる人がいた、ファッションについて教えてくれる人がいた、
いろんな服屋に気軽に行けるところに住んでいて、センスを伸ばしやすい環境にいたんじゃないかと思います。
壊滅的にダサかったわたしの場合だと、田舎で車社会&学生の頃はブラック部活で年中休みなしだったから友達と服を選んだことがなかったし、
母も服のセンスゼロだったからなにを着たらいいか分からない、人見知りだったから店員にもアドバイスをもらうなんてことは出来ず、
通販で服を買って雑誌のコーデをそもまま真似するしかありませんでした。
でもそのコーデは服の雰囲気も色も、自分に似合う方向性と離れすぎていたから(色に関しては鬼門のくすみカラーしか選んでなかった)とにかく野暮ったくて野暮ったくて…
ひたすら野暮ったかったから服のせいで休日のお出かけも楽しむことが出来なかったんですよね。
この時は本当に本当に、深刻に悩んでました。
22で上京して気軽に服屋行ける環境になってから、はじめてSサイズとMサイズを着た時の違いが分かるようになったときは「経験値が上がった!」と感動するくらいでした。
おしゃれなひとに卑屈になる必要なんてない
今東京に住んでいるんですが、高校生の割には洗練されている子をけっこう見かけます。
それはやっぱり近くに服屋があるから友達と服屋に行きやすく、アドバイスがもらいやすい環境にあるのと、
服屋がたくさんあるから自分に合う服を見つけやすいというのも大いに関係あるんじゃないかなと思います。
いまはSNSが発達しているから田舎でもセンスは伸ばしやすいと思いますが、それでもセンスを伸ばすのにいろんな服を着る経験は必要不可欠です。
今自身のファッションセンスに悩んでいる人がいたら、それはセンスがないんじゃなくて、センスを伸ばす機会に恵まれなかっただけで経験値が単に低いだけです。
センスのある人はたまたま環境に恵まれただけであって。
昔はファッションセンスのある人を見ると卑屈になっていましたが、そうなる必要なんてなかったんだなあと思います。