おしゃれが疲れるのは自分で作ったおしゃれのイメージにとらわれているからかも

知らない間に刷り込まれているおしゃれの価値観


こんにちは、サオリです


おしゃれに疲れた…おしゃれがめんどくさい…

そう思ったときに考えたいのが

お自分で作ったおしゃれのイメージにとらわれてない?ってこと。


トレンドの服を着ないとおしゃれじゃない

毎月服を買わないとおしゃれじゃない

靴はパンプスじゃないとおしゃれじゃない

○○の服じゃないとおしゃれじゃない

髪を巻かないとオシャレじゃない

カラーリングしないとおしゃれじゃない


私は昔思ってましたよ。

雑誌みたいな服を着て、毎日違う服を着て、髪は当然染めてあって、巻いて、フルメイクしないとおしゃれじゃないって。

しかもパンツはオシャレをするときに履くものじゃないと思ってました。
(ここら辺の話はこちらの記事をご覧ください↓)

 

おしゃれ=ファッション雑誌みたいな服装。ではない

今は雑誌みたいなおしゃれといっても全体的にカジュアル化が進んでいるし、

ミニマリズムの影響で毎日違う服着ないといけないなんて思っている人も昔に比べて減ったかもしれない。

カラーリングも韓国ブームのせいか私が20歳くらいの時に比べて黒髪の子は結構見かけるし、

メイクもナチュラル志向になった。(あたしの頃なんて髪染めてないってすごく珍しい事だった)

それでもさっき書いたみたいなことを思ってる人って少なくないと思うんです。


例えば私には妹がいるのですが、妹自身は自分の事をおしゃれではないと思っていて、前に「ほら、あたしっておしゃれじゃないから」と言ったときがあったのですが

私的にはけっこうおしゃれだなあと思うのです。

だって自分のキャラに合った服をすごく自然に着ているから。


妹はマニッシュな見た目をしていて肩幅も腕の長さも体型だからあるから服は基本メンズ。(レディースにも大きいサイズはあるが、デザイン的にもメンズがしっくりくるらしい)

足も大きめ&幅広なためメンズの靴を履く時もあるみたいなのですが、それがとてもナチュラルに似合っているのです。


ファッション雑誌的なオシャレではないけど、でもおしゃれって私的にはその人らしさがあること、その人の良さが引き立っていることが最高におしゃれだと思っています。

本人的にはおしゃれには興味がないから自分がおしゃれだと思えないらしいけど。

 

おしゃれは我慢しなくてもできる

おしゃれは我慢なんて言葉がありますが、私はそうは思いません。

ヘアメイク業界にいた時、とびきり素敵な人を何人も見ましたがその人達は我慢しているようには到底思えませんでした。

むしろその恰好でリラックスしているようにしか見えませんでした。


昔はオシャレ=トレンドの服を着る事がおしゃれ、トレンドに右へならえ状態でしたが、今はスタイルが細分化されているからこういう格好じゃないとおしゃれじゃないなんて事はないし、

自分が楽だと思える服でオシャレってできるんですよね。

むしろ「オシャレしてます!」と気が張った状態より力みのない状態の方が素敵に見えます。

力み=不自然

です。

不自然は相手に伝わるもんです。

おしゃれは着ている人と服が調和してこそ。


その証拠に今の私は昔に比べて6,7割くらい着心地を優先していますが、おしゃれになりたくてひたすら雑誌やファッション指南本を読みまくっていた10年前より褒められることが多いです。

 

楽しておしゃれの第一歩は不快感を明確にする

じゃあ楽でオシャレになるためにはどうすればいいのかと言うと、まず自分がおしゃれをした時に何に不快感を感じるかを明確化してみるのがおススメ。

おしゃれは我慢が当たり前と思っていると、どんなアイテムのどんなところが着ていて疲れるかって分からないもんです。


昔の私の場合だったらブラウスのストレッチが効かないところ、テロテロの肌触りが好きではありませんでした。(だから家に帰ったら速攻脱いでた)

だから夏ではTシャツ、秋冬はニットを着るようにしていて、それを軸にコーデを考えるようになりました。

あとスキニーデニムも。

雑誌の影響で頑張って履いていましたが、窮屈で履きにくいし脱ぎにくいところが嫌でした。

なので今はセンタープレスのパンツを好んで履いています。

デニムよりデザインの選択肢がはるかに多いし、トップスにカジュアルアイテムを着てもセンタープレスのおかげでカジュアルになりすぎないところが気に入ってます。足も長く見えるし。


自分にとってのオシャレのイメージを疑ってみる事、そしてオシャレをした時の不快感を明確にするところから始めてみてください。