こんにちは、サオリです
今日は私の一番のお気に入りのファッション指南本「お金をかけずにシックなおしゃれ 21世紀のチープシック」小林 直子(著)という本を紹介します。
この本は数年前、私のおしゃれ迷子に終止符を打たせてくれた本で、おしゃれ迷子の人にはぜひ読んでもらいたいな、と思っています。
おしゃれ迷子になっている人というのはファッションメディアの情報に振り回され、服の選び方が「他人軸」になっているのが原因です。
でもこの本を読めば自分軸で服が選べるようになるので、今後年を重ねて服の系統が変わっても困ることがなくなります。
大切なのは何を着ればいいか、などの表面的なことではなく自分に合った服を選び取るための考え方です。
自分のライフスタイルに必要な服は、ファッション雑誌には載っていない
「自分のライフスタイルに必要な服は、ファッション雑誌には載っていない」
この本の中で一番ハッとさせられた言葉です。
私が何を着たらいいのかさっぱり分からなかった頃、あらゆるファッションメディアに書かれている「○○は絶対買おう!」という言葉に振り回されて随分とお金を散財してきました。
そして買った服の9割は着ていませんでした。
なぜ買った服のほとんどが無駄になってしまっていたのかというと、おしゃれかどうかを優先させすぎて自分のライフスタイルを全く考えていなかったからです。
たくさん歩くライフスタイルなのにハイヒールばかり買ったり、寒い地域に住んでいたのに着られる時期が短い薄い生地のブラウスばかり買っていました。
私のようにライフスタイルを考えずに服を買ってしまう人は少なくないと思います。
私は服を選ぶ基準に「ライフスタイル」が加わったことで自分に必要な服がはっきりと分かるようになり、おしゃれ情報に振り回されなくなりました。
そのことによって昔はファッション誌に掲載されていたから、モデルの○○ちゃんが着ていたからとの理由で服をポンポン買っていたのが、ピタりと止まって
この服は今の生活に合うかどうか、考えて服を買えるようになりました。
ライフスタイルは一人ひとり違い、どんな服がライフスタイルに合うのかは自分にしかわからない。
この本は考えてみれば当たり前のことを気づかせてくれました。
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こだわりが自分のスタイルを作る
服の系統が定まらない…これは私の長年の悩みでした。
女子アナ系も良いけど海外セレブみたいなクールな感じもいい…一体自分はどの系統が合うんだろうと思っていました。
この悩みを持っていたのは、自分の好みを細かく理解していなかったからです。
ただ漠然とおしゃれになれるなら何でもいい!と思っていたのですが、どんな人にでも着て気持ちの上がる服や、逆に着心地の悪いものがあるはずです。
これらが分かっていれば自然と自分のスタイルが出来上がっていくので、そもそも系統がどうこうと悩まなくなります。
例えば私の場合だったらボトムスは必ずアンクル丈のセンタープレスパンツ、スカートならきれい色のミモレ丈レーススカート、トップスは天然素材のニットというこだわりがあります。
逆に着たくない服はシャツやスキニーシルエットのボトムス、デニム、皮素材の服。
着心地がどうしても苦手です。
この本は順序良く読んでいけば自分のおしゃれ説明書が出来上がるようになっているので、おしゃれ迷子の方はぜひ読んでみてください。
そもそも自分の好みが分からない…という方は、服を着る経験が足りないかもしれません。
そんな時はお店に行ってひたすら試着して自分がどう感じるかたくさん体験してみてください。
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そもそもオシャレをして得たいことはなに?
私が何を着たらいいか分からなかった頃、一番嫌だったのは服のせいで一日楽しく過ごせなかったという事。
何を着ていいか分からないから朝から服を選ぶのにストレスを感じていたし、時間をかけて決めても自信がないので建物のガラスに写った自分にがっかり。
堂々としていられなかったり、周りの人の素敵なコーデを見て惨めに感じていました。
そんな自分が嫌で、もっと素敵な流行りの服を着れば嫌な気持ちになることもなくなるだろうと思っては次々と服を買うという事をしていたのですが、
いつの間にかインフルエンサー並みにオシャレになることが目的になっていたんですよね。
だからメディアの「○○がオシャレ!」のような情報に振り回されていました。
でもオシャレには必ず「オシャレをして得たいこと」というものが人それぞれあるはずです。
私の場合は服の事なんか気にせず堂々と振舞えるようになることと人からの信頼が目的でした。
おしゃれ迷子から脱出するための方法は本にたくさん書いてありますが、今回私が紹介した
①ライフスタイル
②自分の好みの服
③オシャレをして得たいこと
の3つをはっきりするだけでも着るべき服が見えてくるはずです。