こんにちは、サオリです
テレビやネットで「ブラック校則」という言葉を目にするたびに思う事があります。
それは各学年間である理不尽なルールの事。
例えば私が中学生の頃は、1年生はジャージのチャックを一番上まで上げて、タートルネック状態にしないといけないというルールがありました。
しかし校則ではジャージのチャックの事には触れておらず、本来なら1年生だって開けていいはずでした。
でもチャックを閉めないといけないのは暗黙のルールでした。
それが2年生になったとたん、新3年生が「2年生になったんだからジャージのチャック開けなよ~」と態度をコロッと変えてきて今度はチャックを開ける事を勧めてくるんです。
私はこのことに理解できなかったし、正直先輩を軽蔑していました。
なのでこの理不尽ルール反対の意思表明として3年間上までジャージのチャックを閉めてましたけど。
(ちなみに3年生になったときに1年生の後輩ににチャックを開けるよう言いましたがほかの1年生は誰もしていなかったのでダメでした)
ジャージのチャックは体温調節をしやすくするためにあるもので、1年生を懲らしめるために存在するものではないはずです。
快適に過ごすことを制限するなんてブラック校則と同じくらいひどい事をしていると私は思います。
それに私の中学校では1,2年生は冬にアウターを着てはいけないというブラック校則並みのルールがあったんです。
それなのにもかかわらず、生徒会集会では校則で着用が決まっている白い靴下を紺に変える事の話題しか上がらず、
体調に直接かかわる理不尽ルールについては取り上げられることはありませんでした。
この学年間である理不尽なルールはどこの学校にでもあるんじゃないかと思っています。
ブラック校則も理不尽ですが、正直、自分の事を棚に上げて1年生に理不尽ルールを押し付けてるなんて学校側と同じことしてるんだから
ブラック校則に文句言える立場じゃないんじゃないの?と思います。
私は中学、高校とこの理不尽ルールを変える事はできませんでしたが、いつかこのルールもブラック校則と共になくなりますように。