【スーツケースに迷ったら】ハードよりソフトタイプのほうが疲れないのでおススメ【旅行】

旅行は楽しいけど疲れる。疲労軽減にはソフトタイプ



こんにちは、サオリです


昔から旅行シーズンになると思う事があります。

街中でハードタイプのスーツケースを引っ張って歩いている人を見ると「ソフトケースの方が快適に旅行できるのに」と思ってしまいます。


私は中学生の頃から遠征の多い部活に所属していたので同年代よりスーツケースを使う機会が多くありました。(1年間で7回くらい)

またヘアメイクの専門学生だった頃に関しては荷物が多すぎて雨の日も雪の日も毎日2年間、75リットルのスーツケースを引っ張って登校していました。


その後もヘアメイク業界にいるときはスーツケースにひたすらパッキングをする日々…。


そんなスーツケースとは縁の深い?中でハードケースもソフトケースも使ってきましたが、圧倒的にソフトケースの方が疲れにくいんですよ。



ハードケースはパッキングの段階で疲れる

閉まらない~


ハードケースは真ん中から開く形になっているのでパッキングの難易度はかなり高め。


わたしは収納は得意なのですが、ハードタイプを使っていた頃は「スーツケースのパッキングってなんでこんなに難しいんだろう」と何回も思っていました。


が、ソフトに乗り換えたとたんパッキングが簡単になって「ハードは両開きだったから難しかったんだ」とその時初めて気が付きました。


ハードは2つの収納スペースに何を詰めるかを考えるだけでなく、それぞれの荷物の厚みも計算しないと最後閉める事が出来なくなってしまいます。


考える事が多すぎるんですよ。

 

 

ハードは15分、ソフトは3分で収納できる


私が専門学生の時、私以外はみんなハードケースを使っていました。


ハードを使っていた子たちはというと、授業終わりにパッキングで最後閉まらなくてもう一度重い蓋を「よいしょ」と開けて再び整理…

なんてことを何回もやっているから、帰りの支度に15分はかかっていたと思います。


でもソフトケースだと3分くらいで終わるし、蓋も軽いから余計な体力を使わないで済みます。



こういう少しの手間が省けるだけで疲れは軽減するものです。

荷物を運ぶだけでも疲れるのに、こういう少しの手間を甘く見てはいけません。


旅行中、ホテルで荷物の整理をするときや、旅行最終日の朝、ずしっと重い蓋を開け閉めして朝から消耗するのは避けたいところです。

 

旅行から帰ったときも楽なのはソフトケース

 

パッキングもそうですが、ソフトケースは旅行から帰ってきたときの片付けも圧倒的に楽です。

旅行から帰ってきたときってかなり疲れているじゃないですか。

その疲れた体でハードケースの重い蓋なんて開ける気にならないですよね。


昔ハードケースを使っていた時、蓋を開ける気になれなくて洗濯物をしばらくケースに放置していたことがあります…。


でもソフトだと蓋が軽いので帰ってからサッと開けられて、すぐ着替えを洗濯することが出来るし、お土産もすぐに楽しむことが出来ます。

 

 

本当にスマートなのはソフトケース

 

日本でハード派が多いのは見た目の問題もあると思います。

もうずっとソフト派の私でも、見た目に関してはスマートな印象のハードケースの方がかっこいいなあと思います。

だから中学生の時に初めて買ってもらったスーツケースはハードでした。


しかし実際にソフトケースを使ってみると、ハードよりもはるかに使い勝手がスマートでハードに戻れなくなります。

 

ハードケースがスマートなのは見た目だけ

 

学生時代の話に戻ると、毎日「なんでそんなに早くパッキングができるのか」と不思議がられましたが、

みんな見た目のかっこいいハードケースが使いたいので私がソフトを勧めても聞く耳持たれなかったのが悔しいところでした。


でも考えてみてください。


荷物を床におっぴろげて「閉まらない~」と無駄に時間がかかるより、ササっとパッキング出来た方がスマートだしかっこいいと思います。

 

 

ソフトケースだとバゲージラックが使える

 

ソフトケースはパッキングが楽なだけじゃなく、ホテルに滞在するときも便利です。

なぜかというと、それはバゲージラックに置いたまま荷物の整理ができるから。


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↑こういうの
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友達と旅行に行ったとき、バゲージラックにソフトスーツケースを置いたら、ハードを使っている友達に「ずるい!あたしもそれ使いたい」と何回も言われたことがあります。


でもハードケースだとバゲージラックは使えないんですよ。

だって両面を広げないと荷物を整理できない構造になっているから。


だからハードだと床に広げるしかなくなります。


旅行で疲れているときにしゃがむ動作はかなり疲れるので、バゲージラックを使えるだけで疲労は軽減されます。


ちなみにこのシチュエーションに遭遇したハード派はソフトケースに気持ちが揺らぎます(笑)


それから2人部屋でもバゲージラックが1つしか置いていない事が多いので、ハード派の多い日本においては

床におっぴろげて荷物を整理している友達を横目にラックを使う事ができ、スマートに荷物を整理することが出来ます。


ホテルだけではなく、空港でも。


昔JFK空港で友達のスーツケースが重すぎて整理しなければならなかったとき、やはり床におっぴろげないといけないため、荷物は通行人に丸見え。

こういう時にソフトとハード、どちらがスマートかは言うまでもないと思います。

 

それでもわたしはソフトを推したい

 

ここまで読んで「それならハードにも片面開きがあるじゃないか」と思ったと思いますが、それでもわたしはソフトケースを推したいです。


ほかにソフトケースの良いところは荷物がパンパンになっても蓋が曲がるため、モリっとした荷物にも蓋が曲がり楽にチャックを閉める事が出来ます。


そういうときのためにエキスパンダブル機能(拡張機能)があるスーツケースも多いですが、

拡張部分の布はカッターで貫けるくらいの薄さなので防犯の観点から私は好きではありません。あと見た目も…



いままでソフトケースをいろんな人に勧めてきたのですが、ハード派の人から「ソフトって雨降ったとき荷物濡れそうじゃん…」と良く言われました。

さすがに雑貨屋さんで売っている1000円台のチープなものなら濡れる可能性がありますが、ソフトを使っていて土砂降りの時でも荷物が濡れたことは一度もありません。

(防水機能の表示もなかったし、防水スプレーもしてませんでした)


メーカー側も流石にそこは考慮して作ってあると思います。

 

どうしてもソフトタイプの見た目が好きになれない?

 

ハードを使っていた時はソフトはサラリーマンが使っているイメージだったのでなんとなく野暮ったいイメージがありました。

なのでソフトは一生使う事はないだろうと思っていました。

 

しかし多くのサラリーマンが使っているという事はそれだけ使い勝手が良く、多くの人に支持されているという事なんですよね。


今はスーツケースにもいろんな種類があるので明確な理由があってハードタイプを使っているならいいのですが、

もしただ見た目がかっこいいからというだけで選んでいるとしたらソフトもぜひ使ってみて欲しいと思います。


旅行中、使い勝手の良さに驚くと思います。