節約は辛い、惨めと感じていた私が節約できるようになった考え方、方法

 

無駄のカットで気が付いたら節約に



こんにちは、サオリです


タイトルでは「節約できるようになった」と書いていますが、節約をしている自覚はないです。


どういうことかというと、考え方を変えたら結果それが節約につながっていたんです。

なのでまったく我慢せず、ストレスなく支出が減っている状態です。

それそころか支出が減る前より気分よく暮らせています。


昔の私は節約というととことん我慢して、不便で不自由な生活をすることだと思っていしたんです。

でもそうじゃないんですよね。

節約は自分にとっての無駄を省いて、自分にとっての幸せにお金を使う事だと思っています。


世の中にはいろんな商品やサービスがありますが、みんなすべての事に興味関心があるわけじゃないですよね。

なので興味のないところをとことん削っていけばストレスなく支出を減らすことが出来ます。


「なんだ、そんなことか」と思うかもしれませんが、人は不思議なもので自分にとってさほど興味のない、無駄な事に案外お金を使っているものです。

 

 

惰性でスタバに行って年間5,3280円使ってた

 

例えば私の場合、18歳の頃スタバにハマっていて、しょっちゅう行ってはフラペチーノを注文していました。

そのころは飲むたびに嬉しくて値段以上の満足感を感じていたので無駄ではなかったと思っています。


しかしいつの間にかスタバに行くことが習慣化して大して味わう事もなく惰性でフラペを飲むようになったんですよね。

フラペからラテ派になっても、店内派から持ち帰り派になっても、惰性でスタバに行っている事に何年も気が付くことが出来ませんでした。



でも4,5年前、いつものようにスタバに行って列に並んでいるとき「自分はいつも持ち帰って家で飲んでる。それなら家で作ったほうが早いし安いし楽だな」とはじめて気が付いたんです。

スタバのラテは美味しいですが、スタバのラテじゃないとだめというこだわりはなかったのであっさりスタバに行く習慣はなくなりました。



多いときで月に6回は行っていたと思うので、月にラテにかかっていたお金は2,940円×12か月=35,280円の節約につながりました。


ちなみにフラペをよく飲んでいた頃は、ダークモカチップフラペチーノのトールサイズで月3,540円、それプラスチョコレートスコーンもたまに頼んでいたので300円×3=900円、

1ヶ月のスタバ代が4,440円、1年間だと5,3280円です。


私は5万円以上も惰性で使っていました。

 

自分にとっての幸せの見極めは難しい


ぶっちゃけ自分は惰性で飲んでるってずっと前から気づいていた気がするんですよね。

それでもスタバに通っていたのは「いつもスタバに行ってる=おしゃれ」「みんな行ってるのにわたしも行かないとみじめ」と思っていたからだと思います。


これはスタバだけに言える事ではありません。

SNSで人気の商品や話題のスポットなんかも本当に買いたいわけじゃないし行きたいわけじゃないけど何となく買った、行ってみたという人は少なくないと思います。


自分の幸せに集中することは難しいです。

みんな持っているのに私は持っていない、みんな行ってるのに私は行っていない事に最初は不安を感じるものです。


でも一旦、自分にとって幸せな方を選択することが出来ればすごく楽だし、心地いい事に気が付くことが出来ます。


その感覚に沼れば自分軸でお金をコントロールできるようになるはずです。

 

「節約=辛い、惨め」だった理由

 

なんで私が節約=辛いと思っていたのかというと、雑誌やネット記事、YouTubに出ている節約家が私にとってお金をかけたいと思っている部分をコストカットしていたからです。

それで「自分の好きなことを我慢しないと節約できない」と思い込んでいました。

それと同時に節約家をみて「私はこんな風にはなりたくない」とよく思っていました。


ちなみにネットの記事で「こんな風にケチにはなりたくない」「こんな生活、何のために生きてるのか分からなりそう」というコメントをけっこう目にしたことがあるので、私と同じことを思っていた人は少なくなさそうです。



でも何にお金をかけて幸せかは人それぞれ違うんだから、節約家のやっていることをそのままそっくり真似する事はないし、

節約家が「これは買うべきじゃない」と言っているものでも幸せを感じるものであれば買っていいんです。


私はカフェでラテを注文することは無駄だと思っていますが、あなたがカフェでラテを飲むことがとても幸せなら行っていいんです。


そして他のところで「自分にとっての無駄」をとことん削ればいいんです。

 

 

デパコス買っても節約になってるわけ

 

私の場合、美容面だとコスメはアイシャドウとベースメイクはデパコスと決めています。

なんといっても仕上がりが美しいのでここは譲れない部分です。



ここにお金がかけられている理由は、スキンケアに関してはヒルマイルドクリーム1本(Amazonで1,292円、しかも何か月も持つ)で足りるし、

ヘアケアはドラッグストアの660円のシャンプーだけで済んでいるからです。(コンディショナー、トリートメントは使わない)


髪の毛を染めていないのでサロン代も2か月に1回のカット代だけで済んでいます。

体を洗うときはお湯だけで済ませてます。

ボディソープを使っていないので肌が乾燥せず、結果ボディクリームも買わずに済んでます。



ちなみに節約のためにスキンケア、ヘアケアにお金をかけていないんじゃなくて、私の場合これで足りるんです。


クレンジング剤だけポイントメイク落としにビオデルマを使っていますが(プチプラで合うものがなかったので)他の部分がこれで足りるからあまり負担には感じてません。


一般的には当たり前でも必要のない物は多い

 

体はお湯だけで洗うことや、基礎化粧品を使わない事、コンディショナーを使わずシャンプーだけで済ませていることに対して驚かれる人は多いと思いますが、

昔は私もボディソープやボディスクラブ、ボディローション、コンディショナーやトリートメントを使っていました。(コンディショナーをやめたのは最近)


使うのが当たり前だと思っていたし、使わないといけない気がしていたからです。


でも一般的に当たり前だと思われている事ってメディアやメーカーによって作られた価値観な事って結構多いです。


思い切ってやめてみると使っていた時と比べて変わらないか、むしろやめたことによってコンディションが良くなる場合が私の場合は多く、

いかに今まで一般的な価値観に惑わされてきたか気づかされました。


化粧品に例えましたが、化粧品だけでなく自分にとってなくても大丈夫なものって日常に結構潜んでいるんですよね。


それを見極めてカットするだけで支出はぐんと減ります。