【服】何を着ても似合わない←たいして着てない件。と、大量試着のススメ

 

服が似合わない人はいない



こんにちは、サオリです


何を着ても似合わない!

何を着てもいまいち!

私は服が似合わないんだ!


と思ったのははるか昔、小学生の頃から。

学生の頃は制服があったからまあよかったものの、専門学校に通っていた頃は服に迷走しまくってて

ファッション指南書を何冊も読んでるのに自分のファッションが定まらなくて本当に絶望していました。


でもまあこの頃の自分に何か言ってあげるとすると「大していろんな服着てないよね」ってこと。

なのに何を着ても似合わないと言うんじゃないと。


服なんて星の数ほどありますからね。

服が似合わない、なんてことはないです。絶対に。

 

何を着ても似合わない←たいして何も着てない

 

当時の自分はいろんな服を試してきたと思っていたのですが、試してきた服にはかなり偏りがありました。


高校生くらいのときはフェミニン系の服くらいしか着てこなかったし、専門学校の時はノームコアが流行ってたからシンプルなものしか着てこなかったんですよ。


なのになんでいろんな服を着てきた感覚になっていたのかというと、1アイテムにつき1,2種類のものを着てそのアイテムを分かった気になっていたからです。

例えばデニムでもいろんなシルエットのものがありますが、スキニーとストレートの2種類を試したくらいでデニムのすべてを知った気になって「私にはデニムは似合わない」と勝手に決めつけていたんです。


だからファッション指南書にマストアイテムとして必ず掲載されているデニムとか白シャツとかジャケットとか全部試したけど全部似合わなかった=何を着ても似合わないという思考回路になってたんですよね~。

 

 

大量試着のススメ


これではおしゃれへの苦手意識が増すばかりなので、改善するためにまず私がおすすめしたいのは大量の試着。

ユニクロとかZARAとか気軽に試着できるところで何種類もあるデニムとかシャツとかを試着しまくるんですよ。


何回も何回も試着するとだんだん目が肥えてきて、不思議と「あと1サイズ大きかったら洗練されて見える」「あとスカートの丈が3cm短かったら完璧」と分かってくるんです。

1日だけでも「これは合ってる気がする」「これはなんとなく変」って分かってくるものです。


服を着る経験値が上がり、目が肥えてくれば自分の感覚を信頼できるようになるので「このコーデ変かな…」と不安にならず、自分のコーデに自信をもつ事が出来ます。


自分の服装に自信もつにはやっぱり経験値が必要なんですよ。

そのためには大量に試着!試着!試着!

 

 

おしゃれはシルエットとサイズ感


大量試着の良いところはおしゃれの視点が変わっていくところです。


服を着る経験値が浅いとシルエットやサイズ感の違いが分からないので服のデザインにしか目が行きません。

だから服を選ぶ時「この服はトレンドか、そうじゃないか」「この服は着て変じゃないか」と考えるし、

インフルエンサーが紹介していた服を着ておけば間違いない」「流行っているデザインの服を着ておけば間違いない」という発想になるんです。


よくネットで「この服は着ていて変じゃないですか」「この服はもう流行おくれですか」って質問している人がいますが、

それは服のデザインでしか良し悪しを判断できないので「おしゃれ=トレンドのデザインを着ているかどうか」になっている状態です。


こうなるとトレンドのデザインは一時的なものなので「自分は流行遅れなのではないか」とすぐ不安になってしまうんですよね。



でも試着を通して経験値が上がるとシルエットやサイズ感の違いが分かってくるのでおしゃれをシルエットでとらえる事が出来るようになります。


こうなるとデザインに依存しなくなるのでトレンドに振り回される事は少なくなります。

まあシルエットにもトレンドはありますが、自分に似合うシルエットやサイズ感を知るとトレンドからずれていても洗練されて見えるもんです。


昔、ミランダカーのスタイリングが好きでスナップ集を買って読んでいた時があったのですが、

今見ても古臭くないのはデザインに依存していないからです。


服には考える要素がたくさんあるのでシルエットとサイズ感の違いが分かったところで服の悩みが解消されるわけではないですが

この違いが分かると服の方向性がボヤっと見えてくるはずなので経験値を上げて損はないはずです。