大人になってからもスクールカースト引きずってたけど、冷静に考えてみれば本当に嫌な奴って少ししかいなかった件

それでももう二度と学校生活は送りたくない


こんにちは、サオリです


スクールカーストにはいろいろと思う事があって、理解できない理由でハブられたり、逆に「あいつハブろう」と誘われたりと、高校生活の事を思い出すとストレスでしかなく、

地元に帰ると高校の事も思い出すので地元にも帰りたくないくらいなのですが、

冷静に考えてみると本能で警戒するレベルの嫌な奴って学年全体で5,6人くらいしかいませんでしたね。

1軍ってだけでこわかったけど本当に人としてやばいやつは少ない

本能で警戒するレベルの嫌な奴っていうのは、排他的で平気で人に聞こえるように「キモい」「ブス」って言ったり、些細な事でハブったりする情緒不安定あたおかいじめキャラ。


でも当時の私は1軍女子すべての存在に怯えてたんですよね。


その排他的な子と仲良くしている子も同じく排他的な考え方をしていて、きっと裏では自分の悪口を言ってるに違いないとか考えてました。

もう完全にあたおかいじめっ子キャラのイメージが1軍女子のイメージになってしまったんです。


このせいで自分で勝手に敵を増やして怯えて学校生活をストレスにしていたのはもったいなかったなとは思いますね。

 

恐れている1軍女子もただの女の子

まあこう冷静に思えるようになったのも専門学校に行ってたまたま仲良くしていた子がどう考えても高校の時1軍だったであろうなって感じの子だったからです。

入学したとき、もう雰囲気からしてリーダー格って感じでこのことは仲良しになることがないだろうな…と思っていたのですが、

好きなものが似ていたりとかで一緒に旅行に行くくらいの仲になりました。


2年間その子と仲良くして思ったのは、いかに自分が1軍女子をイメージだけで決めつけていたかってこと。

仲良くしていたその子はもうほんとにただの20歳でしかないんですよ。

彼氏が出来てキャーキャーしたり、旅行でキャーキャーしたり、些細な事で傷ついたり、ほんと普通。普通にいい人。


高校生の頃の私はこういうただの女の子を1軍ってだけで別の世界に住んでる得体のしれない恐ろしい何かにしか感じなかったのですが、

それはコミュニケーションを取る機会がなくて素性を知らなかったことから断片的な「○○むかつくー」みたいな発言からどんどん妄想が膨らんでしまった事にあると思います。

昭和の時って「アイドルはうんこしない」なんて言われていたって聞いたことがあるんですが、1軍女子に対する気持ちは昭和アイドルのファンのそれと同じ感じでした。


こう書いているとあたおかいじめキャラが見た目だけで趣味嗜好が合わなそうだと思う人を悪口を言うなどして差別するように

わたしも1軍と言うだけで差別していたという点で、嫌いなその子らと同じだったんだと思いますね。

 

1軍女子も所詮だれかの子供

私は高校をうつ病で中退しているのですが、その後コンビニでバイトしているときに、同じ学校だった1軍女子が来店したことがあったんです。

その子を見た時すごく怖かったのですが、お母さんとコンビニに来店して梅昆布を買ってもらっているのを見てその子の存在が急に小さくなったんですよね。

学校では彼氏と一緒にいてすごい大人に見えて、あんなに大きい存在で怖いと感じていたのに何でだろう…とそのとき思ったのですが、それだけ学校独特の雰囲気や文化が飲まれていたんだと思います。


もし今学生で1軍の人を恐れているならその子らもお母さんにスナック菓子買ってもらい、自分の部屋を掃除してもらい、パンツを洗濯してもらい、ご飯を食べさせてもらっている子供に過ぎないって思うと多少マシかもしれないです。