「思想型おしゃれ」の人。かっこよさの追求だけがおしゃれというわけではない

 

見た目の追求だけがおしゃれというわけではない



こんにちは、サオリです


私は長い事自分のファッションに対してモヤモヤしてきました。

小学生の頃から25くらいまで自分のファッションに納得することが出来ませんでした。


ファッション雑誌を読み込んでも、いろんなセレブのスタイルブックを読んでも、おしゃれのハウツー本を読んでも満たされない。

着こなしの知識が増えていくばかりで満たされない気持ちに絶望していた時もありました。

 

「思想型おしゃれ」の人は表面的な見た目だけのおしゃれが苦手


なぜこんなにもモヤモヤしていたのかというとそれは私が「思想型おしゃれ」の人だったからです。

思想型おしゃれというのはその服を選んだ理由、そのスタイリングをする理由がはっきりしていて(または理由を求める)、こだわりがあり、自分らしさを求める事。

思想型おしゃれのひとの特徴は安易に流行に飛びつかないし、スタイリングにも一貫性があります。

 


私がこんなにもおしゃれ迷子だったのにパーソナルスタイリストにスタイリングを依頼しなかったのは、ただおしゃれになっても満足できないことが分かっているし、表面的な見た目だけのおしゃれが気持ち悪いから。

それとこだわりが強すぎてスタイリストが欲求に答えられないのが目に見えているから。

 

私に必要だったのはファッションテクニックを知ることでも、流行のアイテムの着こなし方を知ることでもなく、おしゃれへの「考え方」だったんです。

 

 

おしゃれがダサい!?だと!?


私が衝撃を受けたブログ記事があります↓

www.yamadakoji.com


山田耕史さんの「なぜオシャレはダサいのか?ブルータスを読んだら理由がわかりました。」という記事です。


「おしゃれなのに素敵に感じない人と、服はすごく普通、もしくはそれほどおしゃれじゃないのに素敵に感じる人って何なんだろう?」とずっと思っていたのですが、その理由がこの記事でわかり、目からうろこでした。

あとずっと自分のファッションに満足できなかった理由も。


それまでの私の服装にはライフスタイルが欠落していたんです。

だから着ていてもどこかストレスを感じていたし、心がそわそわしていました。

その時はどこか自分でも「自分は見た目だけの奴」だと分かっていたのかもしれません。

山田さんが言うように、その服を着る必然性がなかったし、体の上に服が乗っかっているだけで自分らしさがまるでない状態でした。


ライフスタイルと服ついてはこちら↓

www.yamadakoji.com

 

チャラついた格好だけがおしゃれではない

 

「思想型おしゃれ」という言葉を思いついて思ったのが、おしゃれに苦手意識を持っている人の事。

 

おしゃれが恥ずかしい、嫌い、苦手な人ってのは見た目のカッコよさや可愛さ、ファッショナブルさを追求した「感覚型おしゃれ」の人に共感できないから苦手意識を感じているのではないでしょうか。

どちらが悪くてどちらがいいとかはないんですが、思想型おしゃれの人にとって感覚型おしゃれの人はミーハーでトレンド好きな人が多いため、時に表面的で軽率に感じる事があると思います。

とくに量産型の服装や流行っているブランドの服を身に着けている人たちに対して疑問や違和感を感じる人は「思想型おしゃれ」のひとだと思います。



「感覚型おしゃれ」のひとはおしゃれ素人が見てわかりやすいおしゃれをしているということと、圧倒的に数が多いのでどうしても「おしゃれ=見た目のカッコよさを追求すること」と思うのも無理はないと思います。

対して「思想型おしゃれ」は機能を重視した結果地味か、逆に変わった服を着ている個性派かファッションオタクなので、おしゃれがまったく分からない人にとって思想型おしゃれの人はたいしておしゃれに見えないんですよね。

地味かハイレベルすぎて「それっておしゃれなの?」みたいな。


思想型おしゃれのひとにもわかりやすいおしゃれをしている人はいますが、感覚型との違いは、その人のこだわりがあるという事と、その服のカルチャーやブランドの歴史について理解している事だと思います。


言いたいことは、トレンディなチャラついた服装だけがおしゃれってわけではないってこと。

機能性や服のバックグラウンドを重視することもまたおしゃれをするという事なんです。

 

「思想型おしゃれ」は服やスタイルの歴史を知るとおしゃれが楽しくなるかもしれない

 

私には服、おしゃれが嫌いな妹がいます。

妹は中性的な雰囲気で肩幅も広めなため、そもそもどこで服を買ったらいいか分からなかったというのもありますが、私がファッションの話をするとつまらなそうな顔をするくらい興味がありません。

服なんて大学に入学するまで基本ジャージ。(シャカシャカするやつ)

友達に会うときはイヤイヤTシャツとデニムを履く程度。


でもおしゃれが嫌いでも服のうんちくや歴史の話を聞くのは嫌いではないらしく、着こなしやトレンドの話はまったく聞こうとしないのに服のうんちくは面白いのか聞いてくれました。

そこで私は妹に似合うそうなアイテムのうんちくを話して興味を持ってもらう作戦に。

例えば、ローファーはスニーカーと比べて見た目はきちんとしているけど、紐靴よりカジュアルなアイテムだからフォーマルな場面では履いちゃいけないんだよ。

昔はアメリカの大学生が履いていたんだよ。とか。

そのあとに「絶対似合うから履いてみなよ」とスムーズにお店に誘導。


今している服装にそのまま合わせるだけでいい、ローファーは高校生が制服として履くものだけではなく、私服にも合わせる事が出来ると分かると購入。

今ではスニーカーと同じくらい妹のマストアイテムになっています。


もし仮にローファーがパンクロッカーに愛されてきた靴だったとしたら妹はローファーを履いていなかったと思います。

妹にとって機能性や似合う事と同じくらい、そのアイテムの持つストーリーを自分に取り入れたいかどうかは大切な事だったんです。


そんな妹は一切自分で服を選べなかったのに去年、履いているチノパンが似合っていたから「このパンツいいね」なんて言ったら「zozoタウンで買った」なんて言うではありませんか。

おしゃれ嫌いな妹がなんとファッション通販サイトで服を買った!!

ローファーから約6,7年経っておしゃれの苦手意識も確実に薄くなったのかと思います。

眼鏡もこだわりのおしゃれなメガネしてるし。


「思想型おしゃれ」の人は服やブランド、スタイルの歴史を知ると着てみたいなと思う服が見つかるかもしれないし、それがきっかけでおしゃれが楽しくなるかもしれません。