いつか書こうと思っていた、わたしの妹の友達の話
仮にNちゃんとする
このNちゃん、まだ会った事はないんだけど非常に興味深いんだよ
妹とNちゃんは高校の時からの友達で、同じ弓道部で仲が良かった
その仲の良さは、ことあるごとに妹が「今日Nが~~ww」とNちゃんの話をしてくるくらい
で、私がそのNちゃんに興味を持ったのが、妹が「Nはモテる」と言った時。
なんでもNちゃんは彼氏が途切れたことがないそうな。
それを聞いて「Nちゃんはどれほどかわいい子なんだ…」と、なんとなく福原遥似の美女を想像するわい。
妹がNちゃんの話をするときによく「Nは肩幅がでかいwww」とよくNちゃんの肩幅をディスるので
私は勝手にNちゃんを外国人体形の福原遥似の美女と思っていたのだった。
彼氏が途切れないNちゃんを写真で見たら…
ある日。
妹が「Nと部活で写真撮った~~ww」と写真を見せてきた。
「妹がよく言っている彼氏が途切れない劇モテ美女!!!!」と超期待して写真をみるわい
写真には、妹と並んで弓道着を着て立っていた肩幅広めのものすっごく素朴な子が写っていたのだった……!!!!!
想像以上にものすっごい素朴で、オシャレもほとんど興味なさそうな感じ
美人か?といわれると……まあ想像していたモテる女性像とは違う(Nちゃんごめんなさい人の容姿について書くの気が引けるわ)
素朴でかわいいという感じでも…ない
ただいい子そうなのは写真から伝わってくる
当時、モテる女性というのは美人だろう…と思っていた私にとってものすっごい衝撃だった
妹のザツ分析でNちゃんがなぜモテるのかさっぱりわからない
それで妹に「他にかわいい子もいるだろうに、なんでNちゃんはそれほどモテるのか?」と聞いたところ
なんとなくNちゃんはコミュニケーションスキルが高くて、相手にとって接していてとても心地いいんだろう
とまあ当時モテたいと思っていた自分にとってはつかみどころのない煮え切らん回答
いやさ、他に何かないんですかい!?
例えばさりげなくボディタッチしてるとか、上目遣いしてるとか、守りたくなる雰囲気を持っているとか!!!!
しかし妹はファッション雑誌をまったく読まない人だったのでそういう「モテ分析」に疎かったのだ……!!!!
わい「…つまりNちゃんは愛想がいいってこと?」
妹「ああ~~たしかにNは愛想が良い!!いつも笑ってる!!」
とまあ、雑なことしか分からなかった。
Nちゃんの「モテ」は医大に行っても発揮する
で、そのNちゃん、すっごい頭よくてですね
現役で国公立の医大に合格してる才女なんすよ
そしてNちゃんの魅力は医大でも発揮され、やっぱり彼氏がいるという!!!!
しかしNちゃんと一緒に行ったという卒業旅行の写真を見せてもらうとやっぱり高校の頃とは変わらず素朴で
なんなら服に興味ない、化粧興味ないボーイッシュな妹と並んだその姿はまるで姉妹のよう。(全身ユニクロでほぼ双子コーデだった)
高校卒業をきっかけに別々の進路を歩む事になった妹とNちゃんの関係はその後も続き、
ある日Nちゃんが結婚したという。
結婚式の写真を妹に見せてもらうと、相手の方がモデルみてーなイケメンで
Nちゃんすげーな!!!!!!!
としか思わなかったうん
まじNちゃんすげーよ
高校のころから妹にNちゃんの話を聞いてきて思うに、Nちゃんは誠実でいい子なのは違いない
だって高校卒業してから社会人になっても妹と関係が続いてるのってすごいなって思うし
Nちゃんも環境が変わってもモテているのはそれだけそもそも人として魅力的なのかもしれない
妹がしょっちゅうNちゃんの話をしていたのもそれだけNちゃんが魅力的だったからなのかもしれない
Nちゃんという大多数の女の世界をひっくり返す存在
当時モテ=美人で性的魅力がある人
と思っていて、もっとかわいくなればモテると思っていた自分にとってはNちゃんの存在は衝撃的で、
恋愛テクニックとか顔の事しか考えていなかった自分はなんて浅はかなんだと思った次第でございます
つまりなんでもかんでも容姿のせいにするのやめようって思ったんですよ
当時学校で「○○ちゃんかわいいよね~」のような見た目の話題に触れる機会が増えることによって
容姿=自分の価値
のように思ってしまう事がありましてね(まあ思春期あるあるだわな)
悪口言われるのって自分の容姿が劣ってるからなのかなと思ったり
でもそれって見方を変えれば容姿以外にも改善するところはあるのに、すべて容姿のせいにして容姿に逃げてるという事もできる
まあ容姿が優れているといろんなメリットが享受できるのは否定せんが
自分の容姿に自信が持てない時に、多くの人はボディメイクやファッション、メイクで見た目を変えようとするけど
でもそうしなくても幸せになれる世界線ってあるんじゃねーかなってNちゃんの存在から思ったりして…
そして実際私はその世界線で生きてる気がする。
そうできたのは間違いなくNちゃんという存在があったからだろう
女性って物心ついたころから美醜の世界に多かれ少なかれ参加を余儀なくされ、その世界観の強さはすさまじい
そこから抜け出すのは至難の業だが、その世界線から外れた人を身近に感じると自分もその世界で生きられるのかもしれないと思える
それが私にとってNちゃんだった…という話
おわり。