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ファッションとメンタルと4毒抜き

あのときのこと。東日本大震災 【第1話】世界が滅びればいいのに

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今年で東日本大震災から15年なんですね。知らんかった。

実はというと私当時被災してましてね。

ブログを始めてからいつか書こうかな…と思っていたのですが、このブログに自分の事を赤裸々に書きすぎてしまったせいで身バレ嫌だなとおもいつつ書かなかったのですが

アクセス数も少ないですし、べつにいろいろ書いたところでたいしたことないだろ…

というか先日Youtubeの東日本大震災関連の動画のコメ欄で経験した人の話をいろいろ聞きたいというコメを見たので

まあ記録として、物好きな方は読んでくださいな。

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私は被災する18歳の頃まで住んでいた実家が福島第一原発の20km圏内、海の近くだったから当然津波の被害にもあって家は全壊した。

その時は同級生が高校卒業してそれぞれ進路の準備をしていた時期だったと思う。


でも私は17歳の時に朝体が動かなくなってしまってそのまま高校は中退。

それからしばらく死んだように眠った後、若かったから体はすぐ動くようになって遊び金欲しさにコンビニでバイトやり始めた時だった。


それまでいろんなことがしんどすぎて、社会にでてもこのしんどさが続くのかな…と思ったら死にたくなったし

冬には同級生が大学の受験料支払いにコンビニに来た時は自分がすごく惨めな気持ちになった

摂食障害は治らないし、中学のときのいじめがフラッシュバックしてくるし、あまりにも辛すぎて世界が滅びればいいのにって毎日思ってた。

そしたら本当に起こった。


その日はバイトが5時からだったから2階の自分の部屋でケータイいじってたら、いきなり警報音が鳴って動悸が止まらなかった。

そしてしばらくしてから大きな地震。

結構揺れるからただ事じゃないなと思って祖父母のいる1階に降りた。

それから本格的に揺れるもんだから、家がつぶれるんじゃないかって思ったし、かといって外も立ってられないほどの揺れで、

考えれば考えるほど、いろんなところが危険な場所に思えてどうしたらいいか分からなかった。

外で飼ってる犬もキュンキュン鳴いて怖がってるし。

とりあえずむーちゃんをよしよしして、その後祖父母と一緒に居間でTVを見た。


岩手の様子がTVに写っていて、なんだかとんでもない事が起こっているんだな…と思い、私も海が近いから避難した方がいいのかな…と思ったのだけれど避難なんて大げさかなとも思ったし、

それにじーちゃんが言うには昔も津波が家まできたことがあったけど、浅めの波が軽く来ただけでまったく問題なかったっていうし。

私ももうすぐバイトの時間だから、とりあえず行く準備してた時だった。

そしたら近所のじーさんが「電話!電話かして!津波がきてる!」と突然やってきてすごく焦ってる様子

騒々しくいろんなことしゃべるからばーちゃんも「なんだって!?」とそのじーさんの話を聞いてたら、

そのじーさんが窓見ながら、「来た!」というから私も窓を見たら黒いでっかい津波がすごい速度でこちら側にやってくる。

100m先に後ろの山に登る道があるからそこから登るか?とも考えたけどその途中で飲み込まれるのは分かったし、

飲み込まれるとして、遠目から見ても津波の中にたくさんのがれきがあるのは分かったいたから生存できない

2階に上るとしても家ごと流されてしまうかもしれない、

あたし死ぬかもしれないんだって思った。


そんなことを一瞬で考えているうちに、バリバリバリ!!!!!!とがれきと波がすごい勢いで窓を突き破って家の中に入ってきた。

そのときは昔の家によくある、家の裏口につながる土足で入る細長い通路と居間と台所の間にある細い柱につかまっていたのだけれど運よくがれきには直撃しなかった。

でもあとからどんどん上がっていく水位。

流れ込んできたがれきが足場になったから片方の手でケータイを持ちあげながらもう片方の手で柱につかまり必死に顔が波につからないように耐えた。

でも体勢に無理があってケータイぽちゃ…

連絡手段なくなった…

と思いつつさらに水位は上がって、顔を上に向けてなんとか息できるくらいまでになった。

これ以上上がったらあたし何分息止めてられるか考えてたんだけど、そこから一気に波が引いていって、

すこし動けるくらいになったときにがれきを足場にして勝手口の通路にある大きい棚に上って、

 

完全に波が引くまでじーちゃんとその棚に座ってた。

ばーちゃんは動けなかったけど、がれきが足場になってたから溺れることもなく、無事でした。

とにかく家がつぶれなかったこと、ぎりぎりのところで波が引いたことで一命をとりとめたんだけど

本当に運がよかったとしか…


続きはまた今度。