
こんにちは、サオリです
だいぶ昔の話で多分2013年とかそれぐらいだったと思うんだけど、
旧ツイッターでとあるファッション雑誌の表紙についてのツイートがバズって議論になってたんですよ。
その表紙のモデルって言うのが口をちょっとすぼめて、頬の真ん中にチーク上目づかい、
照明もモデルさんがふんわり映るような写真の撮り方、
誰がどう見てもかわいいって感じの写真だったんだけど↓

その写真に対して「大人の女性なのに幼稚で、なんだろう」ってつぶやいてる人がいて、
ほかの人も日本人女性のファッションって幼稚だよねとか
男に媚びてるとか
そういうファッションが好まれるのは大人になりたくない表れなんじゃないかとか言われていて
当時私も欧米のファッションと日本のファッションはあまりにも違くて
アメリカヨーロッパのファッションは大人っぽい感じで日本人女性のファッションは確かにフェミニンで少女っぽいの格好が目立ってたから
それは私もなんでだろうなって気になってたんですよね。
- 昔のトレンドを振り返ってみたら…それただのトレンドだろ
- 当時の日本ってこういうところダメだよみたいなネタの標的になった
- ファッションバイアス。本人からしたら大人っぽいと思ってる
- 少女はいつの時代も大人っぽさに憧れる
- そのときファッションが社会的承認から自己表現に変わっていった
昔のトレンドを振り返ってみたら…それただのトレンドだろ
それでなんでなのか考えてみたときにまず考えたのがトレンド。
日本のファッションのトレンドを遡ってみるとずっとフェミニンで可愛らしい感じのファッションが流行っていたかというと全然そうじゃなくて
例えば90年代後半から2000年代前半に流行ったギャルなんかはけっこう強めですよね。
安室奈美恵ちゃんとかあゆとか
この時代のファッションはまあ確実に強め。

さらに遡って80年代なんかも思い浮かべるファッションはパワーショルダーにワンレンみたいなつよい格好だから

子供っぽいかそうかそうじゃないかって正直その時のトレンドによるだろって思ったんですよね。
昔ツイッターで「幼い、子供っぽい」ってけちょんけちょんに言われていたトレンドがたまたまそういうトレンドだったってだけで、
というかそのツイートしてた人たぶんそれほどファッションに興味あるような感じではなかったんですよね。
女性の方だったんだけどたまたまコンビニで見つけたファッション雑誌がこんな感じで~みたいなふうに言ってたから、
ファッションのことが好きであれば別に
男に媚びてるとかそういう発想は全然なくてただ単にこういうのがトレンドだからみたいに思うはずだし。
当時の日本ってこういうところダメだよみたいなネタの標的になった
それにそのときTwitterで日本女性は幼い言ってた人って、見た目と中身がリンクしてるって勘違いしてたよねって思います。
欧米人女性がセクシーな格好をすると見るからに精神的にも経済的にも自立しているような感じに見えるけど、だからといって別にそうじゃない。
その頃ってSNSが一般化したといってもまだ世界の人とつながっている感というか、世界の人が身近になっている感覚はまだ薄い方で
こういう国の人はこういう人というようなテンプレを持ってる人かなり多かったように思います。
そのせいで海外のこういうところは凄いけど日本は駄目みたいな日本自虐みたいなネタ結構多かったような気がするんですよね。
まあこの日本人女性は幼稚な格好してるってツイートもその日本自虐ネタの一つのような気もします。
ファッションバイアス。本人からしたら大人っぽいと思ってる
というか思うのが、大人から見て子供っぽいファッションも、本人たちからすれば大人っぽいと思って着てるんですよね。
そのツイッターがバズってた時私もかわいいファッションが好きで、スナイデルの花柄のミニワンピースとかフリルのブラウスがすごく好きだったんだけど、
別に自分が幼い格好している人は全然思っていなくて。
ちなみに高校生の頃リズリサ来ていた時も自分の格好が子供っぽいと思ってなくてむしろ大人っぽいって思ってたんですよね。
サマンサタバサのバッグもかわいいと同時に大人っぽいって思ってたしな…。
そういう格好を子供っぽいって言っている人はもう自分はそういう可愛いファッションを経験してきて年齢的に大人になったから子供っぽいってわかるだけで、
当の本人からしてみれば、それまで着てきた服っていうのはイオンとかハニーズの服なんですよね。
インディゴのデニムにプリントtシャツみたいな。
今の子供はもっとおしゃれな服着てるだろうけど…
だからそういう格好に比べればリズリサとか当時のスナイデルってかなり大人っぽくて憧れだったんですよね。
少女はいつの時代も大人っぽさに憧れる
最初のほうで、欧米人女性に比べて日本人女性の恰好がフェミニンで少女っぽい格好が目立つのは何でなんだろうって言ったけど
ただ単にそれぞれの国の文化背景で憧れる女性像が違うって言うだけで
やっぱりどの時代も十代の女の子っていうのは大人の女性に憧れるんじゃないかなって思うんですよ。
身近のちょっと年上のお姉さんくらいの。
別に日本だけが特別感性が劣っているっていう感じではないと思うんですよね
ただその憧れる大人の女性像が大人から見ればなんかちょっとずれてるなってだけでさ。
私も高校生の頃ポップティーン読んでてポップティーンのモデルみんな可愛いなって思ってたしメイクも真似してたけど、
でも今見るとこんな変なメイク自分もしてたのか…って思うと結構黒歴史なんですよね。
そのときファッションが社会的承認から自己表現に変わっていった
あとその昔バズったツイート、多分2013年ぐらいの時ってファッションが社会的承認から自己表現になり始めた時期なんじゃないかなって思っていて。
例えばバブル時代のパワーショルダーなんかも社会参加している女性の象徴っていうイメージだったし、
エビちゃんolなんかも、モテolとか合コン勝者みたいな感じで。
そのときはファッション雑誌の影響がかなり大きくて、ファッション雑誌通りのファッションをしていればよくて、それ以外のファッションはダサいみたいな。
なんかファッションが社会的承認のツールだったんじゃないかなって思っていて。
服そのものが「自分はちゃんと時代や社会の“正解”に乗っている」という証明みたいなさ。
でも2010年前後くらいってちょうどamebaが流行った時で、いろんな人がアメーバブログでブログするようになったんですよね確か。
その中には買ったものとかコーデアップする人とかも結構いたしさ、
ちょっとずつネットで自己表現する人も増えてきたなって思うんですよね。
WEARがでてきたのも大きかった気がする。
まあウェアはWEARの量産型みたいなのあったけどさ。
でSNSが一般化して
承認の基準が分散し始めてきたんですよね。
ネット内でいろんなコミュニティが作りやすくなって、
それで雑誌よりも私これのほうが好きだわ!とみんな気づき始めて
それで「社会が求める理想像に合ってるか」よりも「自分がどんな人間か」もう自己表現のツールになったよなって思います。
で話は戻りそのツイートの件なんだけど、そのツイッターで叩かれたそのファッション雑誌の表紙っていうのはただ単に表現の一部であるのに対して
ファッション雑誌の影響力がとても絶大だった世代の人がそういう表紙を見て
社会はそういう女性像を求めているのではないかって勘違いしたっていうのもあるんじゃないかなと思うんですよね。
その頃のファッション雑誌の記事の中にもまだこういうファッションはNGみたいなのあったし。
社会的承認と自己表現が入り乱れた時代だったんですよね。
で完全に自己表現が優位になったのが2017年18年あたりからですかね。
好きな服着ればいいじゃんみたいな風潮強くなったのって。
ということでファッション考察おわり。
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