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あか抜けについて考える。あか抜け=雰囲気の成熟?

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あか抜けと美醜は実はそれほど関係ない


こんにちは、サオリです

数年前にあか抜けには年単位で時間がかかる…っていう記事を書いたのですが、

その記事についてもう少し補足する形で今日は書いていきたいと思います。

ビジュアルと同じくらい大事な雰囲気

あか抜けで必要なのは、ファッションやヘアメイクだけじゃどうにもならないっていうのは前々から感じていて、

昔オードリーの若林さんが初めての司会の番組で、ゲストの方に「顔が開いてきたよね」って言われてたのがものすごく印象的だったんだけど

ここに垢抜けのヒントがある!って思ったんだよね。


よくユーチューブで「前髪をこうしたらあか抜けた」「メイクを変えたらあか抜けた」みたいな動画がたくさんあるけど

外見の工夫と同じくらい雰囲気が大事な気がしているんだよね。


多くの垢抜けた人って、ただ見た目だけじゃなくて「自分にとっての理想像ってなんだろう?」とか「好きなものと似合うもののギャップ」みたいな問いに無意識に向き合ってきたはずで。

あと自分が「いいな」と思うファッションやヘアメイクの写真を何百枚と見てきたと思うんだよね。

この過程が雰囲気作りにものすっごく大事。

そういう過程があるからこそ雰囲気が変わっていく。


視聴者側はその完成形だけを見て「これを真似すれば私もあか抜ける」と思うかもなんだけど

その人がたどってきたプロセスを抜きにして外見だけ模倣してもたぶんそれほどあか抜けないと思うんですよ。

雰囲気が伴っていないからやっぱりどこかに違和感が出るというか。

写真ではばっちり盛れてても、現実ではコスプレ感が出るというか。

少なくとも私の場合はそうだったんだよね。


髪の色とか髪型とか、ファッションもファッション雑誌を参考にしてやれることはやってちょっと垢抜けたかなって思っても

ちょっとどこかちぐはぐな感じがするというか。


外見の工夫でもちろん雰囲気を作ることもできるんだけど、そういう過程でしか作れない雰囲気って絶対にある。


そういう雰囲気っていうのは説得力が違う。

それでそういう雰囲気があると多少似合ってない服を着てもなんか似合っちゃったりするんだよね。

それでそういう人って何着ても似合うね!って人から言われたりとかさ(←こういう人いるよね)


だから雰囲気って結構大事でさ、

この雰囲気の大切さに気が付けずに、すべて見た目のせいにして

「ファッションやヘアメイク変えても可愛くなれないから、整形したい」っていう発想になってる人結構少なくないんじゃないかなって思うんですよね。

↑てゆーか私がそうだった


その雰囲気の変化ってファッションやヘアメイクを変えたときみたいにわかりやすく変わるわけではないし

顔のパーツの形が変わるわけでもない、それに1日で変われるものでもない。

でも雰囲気って確実に変わっていくんですよね。

新人女優が短期間であか抜ける理由

例えば新人の女優さん。

デビュー時はちょっとかわいい子ぐらいの印象だったのに、数年後にはまるで別人になってる。

そうなるとよくネットで「整形した?」って話題になるけど、これくらいなら整形しなくても変われると思うことがほとんど。


中には本当に整形している人もいるかもしれないけど、でも女優さんってヘアメイクさんにしょっちゅうメイクをされる立場だし、

撮影以外の時もオーディションとか打ち合わせとか、頻繁に人に合う職業だからそんな簡単に手術できるような職業ではないと思う。


別に整形しなくてもメイクとライティングと顔映る角度によって本当に顔の印象ってガラッと変わるから、たぶん世間で言われるほど整形はしてないと思う。

だからその人が内面で感じてきたこととかが雰囲気の変化にかなり強く影響してるんだと思う。

 

それで女優さんっていうのは短期間であか抜ける場合が多いけど、それはなぜなのかというと

演技を通してさまざまな感情や人生に触れていくからなんだよね。

演技をした事がなくても何か表現することに向き合ったことがある人ならわかると思うんだけど。


演技のプロセスの中で自分と向き合わないといけないし他人の心と向き合わないといけないし。

普通に生きている人より圧倒的に己と向き合わざるを得ない。

そういうのって顔つきすら変えてしまうんだよね。


それに多くの人に見られる職業だし、職業上とにかく初めましてが多い職業なんだよね。

オーディションとかでもそうだし、撮影現場とかもはじめましてのスタッフだらけだから、職業上嫌でも第一印象を意識せざるを得ないというか。

そういう環境に身を置くからこそ短期間であか抜けるんですよね。

顔の造形が変わったわけじゃないのに一瞬で雰囲気が変わったモデルの話

顔つきと言えば、思い出したのがヘアメイクの専門学校時代モデル活動している子を撮影した時のこと。


目をつぶった表情を撮影している時に、講師の方がもっと「意思を込めて」と声をかけたとき

ただ目を閉じているだけなのに雰囲気がガラッと変わったことがとても印象的で。

「顔が開く」「雰囲気が出る」ってきっとこういう延長線上にあるんだなって思ったり。


よく「ファッションは自信を持って堂々としているのが一番」っていうのよく見るんだけど、あれはきっとこういう内面の変化を指してるんじゃないかって思うんだよね。

あか抜け=「美人になる」じゃない。芸人さんに見るあか抜けの極意。

で、あか抜けというと「美人になる」とか「かっこよくなる」ってイメージしがちだけど私はちょっと違う気がしていて、

だって顔の造形が整っていなくてもあか抜けていて雰囲気のある人はいくらでもいるし。


なんというか、その人の世界観が出来上がってくる感じというか、雰囲気とか存在感に厚みが出てくることなんじゃないかなって思うんだよね。


一番分かりやすいのは芸人さん。

経歴が浅い芸人さんってほとんど雰囲気が一般人って感じだし、印象もぼんやりしてるけど

でも売れっ子になると明らかに顔の印象が強くなってその人っぽさが際立つようになるんだよね。


目鼻立ちが変わったわけじゃないのにその人の輪郭がものすごくくっきりしているというか。

存在感が強くなるというか。


こういうのが「雰囲気が出る」というか「顔が開く」っていう現象なんじゃないかなって思うんだよね。

まあこういう雰囲気の変化って数値化できないし、意識したところで即効性もないから分かりづらいと思うんだけど


自分がどうありたいか、好きなものとか自分の価値観が明確になってきたり、何を大切にして生きているのかが無意識に滲み出てくるというか

内面にフォーカスして書いたけど、でも内面に偏り過ぎても見た目だけに偏り過ぎても多分あか抜けはうまくいかないんだよね。


あか抜け=雰囲気の成熟 かなあ…。



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