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【HSS型HSP】HSP、いまだによくわからん。とりあえず今まで思ってきたこと&HSPに人生振り回されたこととか|HSP?愛着障害?HSPが本当にしんどい理由

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わからん…


こんにちは、サオリです 

 

私はHSS型HSP(好奇心旺盛な繊細さん)というやつで、この気質がゆえに昔からまったく自分の事を繊細だと思っていなかったし、

正直今も「繊細さん」とネットで言葉を見かけると他人事のように感じます。


最初、HSS型HSPに関する本を読んだ時は、ものすごく共感しました。

HSPについて「なんか違うかも…?」と思っていた私にとって「私はHSS型だったんだ!」と知ったときの感動ときたら…


でも、HPSについて考えれば考えるほどよくわからなくなってきたんですよ。

それにHSP関連のコンテンツを読んでいても、次第に血液型占いのような類型論に思えてきたりさ…

人ってそんな単純じゃなくない?

その問題ってHSPだから?愛着障害だから?どっちだ!?

私が分からないと感じたのは、HSP愛着障害の違い。

いろんなメンタル系の情報に触れていくうちに「愛着障害の特徴にも当てはまってるかも…」と思って

自分はHSPなのか愛着障害なのか分からなくなってしまったんです。


それでチャットGPTに、「友達に2週間おきに食事に誘われてしんどいと感じるのは、HSPの気質によるのか、愛着障害によるものなのか」と聞いてみたところ、

返ってきた回答がこちら↓

【1】HSPの気質からくる「しんどさ」

● 特徴
・人との交流でエネルギーを使いやすい
・一回の外出や会話でも刺激を受けすぎて疲れる
・一人の時間がないとリセットできない

● 反応としては…
・「友達は好きだし、会うのは楽しい。でも、頻度が高いとしんどい」
・「毎回何を話すかとか、どう振る舞うかで神経を使いすぎる」
・「次の約束があるだけで、その週がずっと“人に合わせるモード”になる」

→これはHSPの「刺激疲労」と「人に共鳴しすぎる気質」が関係してる。
【2】愛着的な要因からくる「しんどさ」

● 特徴
・相手との関係に“断りづらさ”や“義務感”がある
「断ったら嫌われるかも」という不安が根底にある
・「合わせてあげないと」って“無理な責任感”を感じてしまう

● 反応としては…
・「本当は行きたくないけど、断るのが怖い」
・「自分の都合より、相手の気持ちを優先してしまう」
・「自分がどうしたいか、わからなくなる」

→これは「人に合わせないと愛されない」「見捨てられるのが怖い」という深い不安(愛着の課題)が背景にあることが多い。

でも正直この回答を読んでもあまりピンとこず…


だってHSPって少数派だから、そもそも周りと違う。

だから「断ったら嫌われるかも」「本当は行きたくないけど、断るのが怖い」と不安になるのは、愛着障害じゃなくてもHSPあるあるなんじゃないか?と思った。

 


それにHSPじゃなくても育ってきた環境や、これまでの人間関係によってHSP的な傾向が出る事もあると思うんですよ。

だから「これはHSPだから」「これは愛着の影響だから」と明確に分けるのは本当に難しい。

 

私が過去にカウンセリングに通っていた時、カウンセラーとの対話の中で「HSP」「愛着障害」なんて単語がカウンセラーから出てきたことは一度もありませんでした。

もしその単語が出てきたらそのラベルにとらわれていたと思う。


だから正直自分がHSPかどうかはそれほど重要ではないとも思うし、

ただ「この自分をどう扱えばラクになるのか」のほうが大事だと思ってます。

HSPでしんどかった事。挫折を乗り越えて今度こそ!と思ったら…つらみ。

私がヘアメイクの専門学校に入学したとき、けっこう作品が評価されることがあって「この業界ならやっていけるかもしれない」と思いました。

その時、過去に3回挫折していた私にとっては希望。


でも、だめだった。←本当はこの1文だけでは表せないほどまじキチかった


実際は人脈命の業界で、飲み会や付き合いの多さときたら…


やりたい仕事があれば人脈をたどってたどって掴み取らないといけないし、チャンスが欲しいなら誘われた集まりには絶対行った方がいい。

でも私は人と集まるのが極端にしんどい。疲れる。ぐったりする。

早々に「この業界は無理かもしれない」と思ったとさ。

 

それに撮影場所が毎回違う事や、撮影現場の人は毎回「はじめまして」の人。

モデルさんの髪や肌に触れていると、モデルさんの“気”をもらってる感覚があって、ドッと疲れてしまう。


撮影場所や関わる人が毎回違う事は、業界に飛び込む前に想定済みで、好奇心が強かったからそれは楽しそうだって思った。

でも自分がHSS型HSPという気質を持っていると知るのはまだまだ先の事。


思った以上にぐったりしてしまい、「自分って体力ないんだな…」と思ったけど、私と同じような華奢な人はピンピンしてる。…なんで?

自分のことがどんどん分からなくなって、疲れやすさにすごく悩みました。


それでも気合で頑張っていたら最終的にはパニック障害&強制終了になるという…

 

このとき自分がHSS型HSPだと知っていれば、あれほど悩むことはなかったし、パニック障害になる前に見切りをつけて別の道探したのにな…と思います。

そもそもその仕事ですら向いてなかったかも

先ほど、仕事は向いてそうと思ったけど環境が無理で…と書いたけど、

でもそもそもその仕事自体も向いてなかったかもしれんと今は思います。

 

さいころからものづくりが好きで、小学生の頃は学校から帰ったら段ボールで工作したり、釘や木材でDIYしてました。

だから専門学生のときは「自分の得意なことが職業につながるかもしれない」思ったりして。


でも実際作品を制作するときに「なぜこれを作るのか」「これは本当に自分らしいのか…?」ということばかり考えてしまい、なかなか進まない…。

ギリギリで仕上げる事が多くてその時は睡眠3時間でくっそイライラしながら仕上げる事もザラ。



最近になってわかったのは、

私は「感受性を外に出して形にする」よりも、「内側で問い続ける」タイプだったということ。

だから、ビジュアルがすべて&トレンドが瞬く間に移り変わるヘアメイク業界ではムリ!ヾノ・∀・`)ムリムリ 気持ちが付いていかない…


逆にブログや音声配信のように、じっくり言葉を選びながら発信できる場の方が私には合ってるのかもしれないです。



とはいえそれも“形にする”ことには変わりがないから、言語化がめちゃくちゃ苦手な私にとってはやっぱり大変だという…

HSPがしんどい本当の理由…。

ここまで色々書いてきましたが正直今でも自分の気質を完全に理解していないし、まだまだ分からないことばかり。

正直疲れやすさのせいで行動が制限されるは、HSS型の私にとってはもどかしい。


HSPって生きづらい、しんどいって言われるけど、でもその「しんどさ」って、ただ疲れやすいとか繊細だからじゃない。

自分の繊細な気づきや感受性を社会にうまく還元できないからなんだと思う。

人は誰でも、誰かの役に立ちたいと思ってるから。


だれかの役に立てた時に、その生きづらさやしんどさは少しは報われると思う。


だから、たとえ今の仕事が合っていなくても、たとえばSNSやブログで発信するのは大切だと思う。


わざわざ発信…とかじゃなくてもYouTubeSNSでちょっとしたコメントをするだけでも、それが誰かの心にずしんと響いて、巡り巡って大きなパワーになることがある。

 

HSPの力って、大勢に影響を与えるようなカリスマ!!って感じじゃなくてさ、

小さな行動を重ねながら、世界の価値観を少しずつ、でも確かに変えていくような存在なんだと思う。


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