こんにちは、サオリです。
今日は骨格ストレートである私の、自分の骨格を肯定できる考え方やなりたいスタイルをあきらめない方法を紹介させていただきます。
というのももともとは骨格ストレートにコンプレックスを感じていたからです。
私は昔甘めの服が好きだったのですが、いままでフェミニン服で数えきれないくらい失敗してきました。
その時は10代後半だったので、顔の幼さのおかげで事故まではいかなかったものの、かなり野暮ったくコンプレックスを感じていました。
20代に入ってシンプルスタイルに方向転換したのでその時は骨格に強いコンプレックスは感じなかったのですが、
再びフェミニン服が着たい!と思ったときはかなり困りました。
ギャザーたっぷりのフレアスカートやパフスリーブなど、似合わないものばかりいいなと思っていました。
でも工夫することで自分のなりたいスタイルを叶えているし、今は骨格ストレートであることにコンプレックスは感じていません。むしろ気に入っています。
コンプレックスは少ない方がいいはずです。
今回の記事が、自分の骨格に自信をもってもらえれるきっかけになれば嬉しいです。
他の骨格になったからって満足するわけではない
まずはこれ。
自分のなりたい骨格にある朝なっていたとしても、なりたいスタイルになれるわけではないし、買い物が楽になるわけでもないんです。
なぜなら服の「似合う」には骨格のほかにパーソナルカラーや顔タイプ、自分のキャラなどの判断要素があるからです。
例えば私はギャザーたっぷりのスカートが似合うウェーブの骨格になったとしても、
今度はパーソナルカラーがウィンターだからくすんでるピンクが似合わない、この素材のスカートは好きじゃない、おうち時間が長いからパンツスタイルの似合う骨格が良いなど、
また別の足りないところに目が行ってしまうものです。
なのでまず「○○だったらよかった」「骨格がストレートだからこういうスタイルができない」という考え方はやめましょう。
私がシンプルなパンツスタイルに方向転換したとき、骨格ストレートとシンプルなスタイルは相性が良いですが、
それでもいいなと思ったスキニーパンツの生地が薄くて、体のボリュームに負けてしまったり、
ザラで売っているパンツがハイウェストが多くて履いてみると上半身のボリュームが強調されて、トップスをこなれた感じにインできない…
シンプルなトップスやアウターはたくさん売ってるけど、肩落ちのデザインが流行っていて意外と選択肢が少ないなど
自分のちょうどいい定番スタイルを見つけるのに苦労しました。
なので自分のなりたいスタイルと相性のいい骨格になっても、悩みがすべてなくなるわけではないんです。
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骨格ストレートにモヤモヤしていた理由
私は骨格診断でストレート判定された頃、シンプルなスタイルに方向転換していましたが時折もやもやすることが多かったです。
当時はなんでモヤモヤしているのか不明でしたが、今そのモヤモヤを言語化してみると次の通り。
①骨格ストレートの説明で、上半身に厚みがあって華奢な印象がない、グラマラスと言われこの説明が「あなたはかわいくなれない」「かわいい服を着てはいけない」と言われているみたいだった。
②上半身に厚みがある→体がでかい、ごついと勝手に連想してネガティブになっていた。
③説明のグラマラス、セクシーという言葉が日本のファッション雑誌ではあまり見かける事のないワードなのでそれだけで拒絶反応。
④シンプルな服が似合うと言われ盛ってはいけないタイプだと思った。
⑤シンプルな服の素敵なスタイルが思い浮かばなくてシンプルな服=男受け最悪でもてないと思った。
他の骨格ストレートさんはどうか分かりませんが、私はこんなことにモヤモヤしていました。
これは今まで経験してきた、見てきたファッション、知っているスタイルの少ないせいで、説明から偏見を持ってしまったことが原因です。
スタイルよく見せつつかわいい恰好は出来るし、盛ったからと言ってスタイル悪く見えるわけでもない、盛ると言っても服だけじゃなくてアクセサリーで盛る方法もあるし、
シンプルな服=モテないというのも大きな誤解です。
モヤモヤの解決方法
写真Pinterest - ピンタレスト
これを解決するにはとにかくいろんなコーデを大量に見て、知って、経験することです。
具体的には骨格ストレートのコーデを紹介しているブログや、ピンタレストというアプリでファッションコーデの検索をかけます。
Pinterest - ピンタレスト
↑グーグルで検索するよりオシャレな写真が見つかりやすいです。
たくさんのスタイルを知ればかわいいやセクシーにもいろんな種類があるという事に気が付つけるし、
最初に自分が想像した骨格ストレートのスタイル(ファッション)の視野の狭さが分かります。
それに素敵なコーデをたくさん見る事でストレートのいいところに目が行き、肯定的になれるし自分の目指したい方向性も見えてきます。
いろんなスタイルをインプットしたら今度は服屋でひたすら試着します。
購入する予定がなくても、気になったものは片っ端から試着します。
試着は本当に大切です。
最初の項目でも書きましたが、同じ骨格ストレートでも服の「似合う」には骨格のほかにパーソナルカラーや顔タイプ、自分のキャラなどの判断要素があります
例えばストレートはシンプルが似合うとされていますが、顔の印象によっては多少スタイルダウンしても顔の印象に合わせた方がいい場合もあります。
骨格と他の要素(パーソナルカラー、顔タイプ)をそれぞれどれくらい優先させたほうがいいのかは試着してみることでしか分かりません。
好きではないけど「超似合う!」の経験は劇薬になる!
私が自分の骨格に肯定的になれた理由は、たくさんの服を試着して「超似合う!」を経験してきたからだと思います。
22歳の頃かなり服に迷走していたのですが、田舎から東京に引っ越した事がきっかけで「買う予定はないけど着てみたい」「好きじゃないけど似合いそう」と思った服は次々試着していました。
特にファストファッションは店員の接客がないので気軽にたくさん試着でき、よく行ってました。
ザラには胸元ががばっと空いた服やスリットが深く入った超セクシーなシンプルなワンピースなど、日本で着るにはかなりシチュエーションを選ぶ、責めた服がたくさんあるのですが、
試しに着てみるとこれがびっくりするくらいハマるんですよね。
写真ZARA Japan / 日本
露出が多くてもそれほど下品な感じにはならなくて、リッチで色気のある体型、という感じ。
「自分のスタイル結構よくないか!!?」と思いました。
骨格診断を受けた時は田舎に住んでいたのもあり、せいぜいVネックやプレーンな服しか試したことがなく、ストレートの良さがよく分からなかったのですが、
この極端な服を着る経験をした時に骨格ストレートの良さ、自分の強みがよく分かりました。
アナリストさんが骨格の説明で言ってた長所ってことってこういう事か~みたいな。
「超似合う」服を着ると自分はこんなに素敵になるんだ!こんな雰囲気になるんだ!と分かれば、他の骨格への執着はなくなるし、
普段着選びの時に、それまで好きではなかったストレート向けの服も「自分を素敵に見せてくれる素敵な服」として見る事ができます。
素敵な服の幅が広がれば、オシャレがもっと楽しくなります。
自分の骨格の良さは「超似合う」服で理解することが出来ます。
骨格ストレートに似合う条件を満たしている服があったら、デザインの好き嫌いに関わらずとり合えず試着してみましょう。
大手の通販は返品OKのところが多いので積極的に活用しましょう。
スタイルアップしつつ、なりたい系統に近づくには?
写真Pinterest - ピンタレスト
私はフェミニンな恰好をしたい!と思ったときに、ギャザーたっぷりのふわっとしたフレアスカートが似合わないのが嫌でした。
でもフェミニンスタイルって別にフレアスカートじゃなくてもできるんですよね。
私がフェミニンスタイルの好きなところはスカートのふわっとしたシルエット、スカートが風で揺れるところ、きれいな色、雰囲気が優しそうな所です。
骨格ストレートはふわっとしたシルエット(ギャザーたっぷりのフレアスカートなど)は野暮ったくなってしまうため避けた方が良いですが、
風で揺れるスカートは他にたくさんあるし、きれいな色、雰囲気が優しそうな感じはスタイルアップしつつ取り入れる事が可能です。
今はきれい色のプリーツスカートやマーメイドスカート、Iラインのレーススカートが私のスカートを選ぶ基準です。
好きな系統の好きなポイントををはっきりさせて、似合わせられる所だけ取り入れていけば自分のなりたいスタイルに近づける事ができます。
アイテムだけを見て似合う、似合わないと一喜一憂するのではなくて、最終的にトータルバランスでどういう雰囲気になりたいのかが大切です。
少しの野暮ったさを受け入れる大切さ
似合わせ理論はほどほどに
私はパーソナルカラーや骨格タイプ診断などの似合わせ理論に出会ってから数年は、診断結果に神経質になっていました。
例えばVネックしか選ばない、肩が落ちているデザインは絶対買わない、丸首の服を着ると上半身が膨張して見えないか、不安を感じたりしていました。
でもどんなに神経質になっても、流行や予算がかぎられている限り、必ず野暮ったい部分は発生してしまうものです。
自分にとって100%納得できるコーデができたとしても、何年かすれば途端に野暮ったく感じてしまうし、
「野暮ったい」と感じるたびに改善しようとアイテムを買い替え続ければ、アイテム探しに膨大な時間を消費することになるし、あっという間にお金がなくなってしまいます。
それに既製服の中から似合わせ理論通りの服を探すのは難しいですし、探し当てたも自分の生活スタイルに合わなかったり、好みの素材ではなかったり…
本当に服選びにはキリがありません。
なので少しの野暮ったさに寛容になるのは大切です。
実際、私はトップスは基本インナーを選ばない丸首が好きですし、ニットはオーバーサイズのものもいくつか持っています。
コートに関してはトレンチコート以外の3着は肩落ちのデザインでしかも丸首です。
骨格観点から見れば野暮ったいですが、ビッグシルエットの流行は続いているので多少野暮ったくてもトレンドがある程度は野暮ったさを和らげてくれるため、それほど気になりません。
それとブラをやめてブラトップやブラレットのような胸が小さく見える下着を着用したところ、横から見た時の体の厚みも前ほど気にならなくなしました。厚みがあるには変わらないけど!
こういう似合わせ理論ってその理論を通して
自分のファッション、自分自身に自信を持てるようになる、肯定できるようになって、最終的に人生を豊かに生きられるようになるのが目的
だと私は思います。
似合わせ理論は手段でしかないので、ほどほどにしてファッションを楽しむのが大切です。
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