何がオシャレか分からない…オシャレの定義は自分で決めるもの

 

オシャレの宗派が多すぎる問題

 

こんにちは、サオリです

ファッション情報が氾濫しすぎていて何がオシャレなのか分からない…と思ったことはないでしょうか。

私も長い事これを考えてきたのですが、何がオシャレかって一人ひとりの感性によっても違うし、時代によっても変わってくるし、ファッションの経験値によっても違ってきます。

なのでもうこればかりは自分で決めるしかないというのが今の私の結論です。

 

自分にとって心地の良い価値観が正解


例えば私のオシャレの定義の移り変わりは、ファッションに興味を持ち始めた小学生の頃から22くらいまではファッション雑誌のようなオシャレ、トレンドの服を着こなすことがオシャレだと思っていました。

しかしトレンドの服を着てないのにオシャレな人の存在に気が付いてからはトレンドを追いかけすぎないのがオシャレ、自分のスタイルを持つことがオシャレだと思うようになりました。


ちなみにそれぞれの価値観に優劣はなくて、どんな価値観でも自分がいいなと思ったらどんどん採用していいと思います。

だってオシャレは自分にとって心地よくないと長続きしないから。

心地いい方が正解。

しかも価値観っていろんなファッションを経験してるうちにどんどん変わっていきますし。

 

まずは木を見ず森を見るとブレにくい


あと気を付けたいのが細かい情報を気にしすぎる事。

例えばYoutubeなどで「こういう服着てる人おしゃれ」「こんな恰好はダサい」などとピンポイントなコーデを批評するかんじの情報。

あと特定のファッションジャンルを批判する情報もありますよね。


ああいう情報に触れすぎると木を見て森を見ず状態になるので、ファッション情報に振り回されすぎて何が何だかわからない状態になってしまいがち。

なのでまずオシャレに迷ったら大まかな方向性を意識するとブレにくいと思います。


例えば

好きと似合うのバランスはどれくらいが心地いいか

周りとの調和と自分の好みの優先具合

トレンドを取り入れる割合

見た目と機能性のバランス


これらを意識できると細かい情報に流されにくいのかなと思います。

 

 

服の無駄買いは色、デザイン、シルエットどこかを統一するだけで防げる

限られた予算で効率よく素敵になる!


こんにちは、サオリです

昔、服を買っても買っても服が欲しくなる、

1着買うと、欲しいと思っていなかったものも欲しくなる現象に悩まされていました。


そういう現象が起こっていた時は、雑誌をみて「これいいな!」と思ったものを何も考えず考えていたからです。

だから手持ち服に合わせる服がなくて買っても買っても連鎖的に欲しくなっていました。

 

色、デザイン、シルエット、どこかを統一する


これを防止するためにはある程度規則性(自分のスタイル)を持って買い物するのが大事だと思うんです。

私の場合だったら、ボトムスはセンタープレスパンツで統一しているのでトップスはそれに合うものだけと決めています。


まあここまで制限しなくても全体のシルエットを統一するとか、ベーシックカラーを統一するくらいはした方がいいと思うんですよね。(何を統一するかは人それぞれ)

これなら毎日着る服を変えたい、変身願望強めな人でもできると思うんです。


シルエットだったら、Iライン、Xライン、Yライン、すべてが同じくらい似合う人なんていないのでどれかに制限するとか。

ベーシックカラーに関しては、黒、ネイビー系かベージュ、ブラウン系のどちらかに決める。

どちらかで統一すると色合わせが苦手な人でも簡単に統一感を出すことが出来ます。


あとはデザインを統一する方法。

トップスはベーシックな服で統一してボトムスはレースとか柄とかデザイン性のあるものにする、とか。

 

バリエーションは散財のきっかけになりやすい


あと無理にバリエーションを増やそうとしないことも大切だと思います。

私はトップスはシンプルなものが好きなのでスカートは地味になりすぎないようレースとか華やかなものを持っています。

しかし何を思ったかある日スカートのバリエーションを増やしたいと思って、シンプルなスカートを買ったんです。(あまりスカート履かないのに)

そしたらそれに合わせるちょうどいい服がなかったから合わせる用のトップスや靴やバッグが欲しくなってしまったんです。


その買った服や小物たちはそれ用にしか合わせられなかったから、そのスカートを履く日以外は使えなくてコスパ悪い→「この小物に合う服買おう!」

と負の散財ループの出来上がり…


一時的な思い付きで買ったスカートはクローゼットの調和を乱す大迷惑な買い物になってしまいました。


この件以来シンプルなスカートは買わないと決めています。

 

たくさん服を持っていても必ずどこかに規則性はある


ここまで統一するとか規則性を持つとか窮屈な事書いたけど、どんなにいろんな服を着るのが好きな人でも、どこかに規則性はあると思うんですよ。

美人百花系が好きな人がレザーのスキニーパンツ買わないだろうし…

だから制限するというよりは自分が着ている服から共通点を見つけようとすると自然とクローゼットも整っていくかもしれないです。

 

私がそうで、昔はいろんなデザインの服を持っていたのですが、シンプルな服しか着ていない事に気が付いて今のクローゼットになりました。

シンプルな服だけ…といっても極限ミニマリストみたいな感じではなく、私の場合は色や小物でバリエーションを持たせています。

あまりにもバリエーションがないのはしんどいので。

 

ある程度統一したら買い物するときもいろんな服に目移りしなくなくなったのでけっこう効果は感じてます。

 


どこを統一してどこにバリエーションを持たせるのか…

自分にとってちょうどいい塩梅が分かると無駄買いも減ると思います。

 

 

お出かけ着と普段着を分けなくなったら無駄買いが減って満足度も高くなった件


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こんにちは、サオリです


皆さんはお出かけ着と普段着は分ける派ですか?分けない派ですか?

私は昔は分けていたのですが、今は分けない派です。


分けなくなってから服の無駄買いも減ったし、普段着もそこそこオシャレになってクローゼットの可動域も上がったので今日はその話を書こうと思います。

 

あまり着ないお出かけ着に予算9.9割使ってた

分けていた時はもともと見栄張りなのでお出かけ着にばかりお金を使っていて、普段着はイマイチな服ばかりでした。

でも人生の大半って日常の繰り返しじゃないですか。

その日常をイマイチな服で過ごして、週1くらいのお出かけ着にお金をかける事に「お金の使い方下手かよww」って思ったんです。


だってお出かけって多くても週2なのにそのたった週2のために予算の9.9割使ってたんですよ。

びっくりでしょ?


だから普段着に使えるお金がほとんど残っていなくて、山のように服を買ってる割には1年の大半はイマイチな服を着て過ごしてました。

なんて無駄なお金の使い方をしていたんでしょう…

上京したらお出かけ着が要らなくなった


お出かけ着を普段着にしようとも考えたこともあったのですが、普段着として着るには着心地が悪くて家に帰ったらすぐ脱ぎたくなるような服ばかり。

だからノリでセールで買った綿のカーディガンと母の買い物のついでに買ってもらったユニクロジーンズ1本しか普段着るものがなくてそれにイライラしてましたねー。

 

かといって見栄張りたいからお出かけ着に変わらずお金をかけ続けるという…


でも上京したら日常とお出かけの境目があいまいになった事がきっかけでお出かけ着を着なくなったんです。

学校が都心にありましたし、行きたいときにふらっといろんなお店に行けるから。


上京した後も一応お出かけ用の服と分けていたのですが、やっぱ着ないんですよ。

当時趣味だった観劇の時やデートの時はブラウスを着るくらいはしていたけど、それ以外のシチュエーションではほとんど普段着で事足りましたね。


着ないお出かけ着にお金をかけるのがとうとうばかばかしくなって普段着にお金かけようと思ったのが25くらいのとき。


時々オシャレより普段ちょっとだけオシャレのほうが満足度が高い


お金をかけるといっても普段着はある程度消耗品と考えているので、トップスに関しては昔と変わらずユニクロのニットがほとんど。(それにトップスに関してはシンプルが好きだから)

でもそこそこ持つパンツや何年も着られるジャケット、小物類にはしっかりお金をかけるようになりました。


で、それまでイマイチな服ですごす日常からグレードアップした服で過ごす日常になったらめちゃくちゃ気分がいいんですよ。

特に4万円のイエナのジャケットを普段着で着始めた時は気分爆上げでした。

しかもジャケット羽織るだけで雰囲気出るのでお出かけするときも着れる


その後「ときどきの大きな幸せより日常の小さな不満を解消する方が幸福度が高くなる」とどこかで聞いて

めちゃくちゃ腑に落ちました。


ときどき思いっきりオシャレするより毎日ちょっとだけオシャレな方が満足度は高いです。

まあずっと普段着にモヤモヤしてたから当たり前かー

 

お金の使い方が上手くなって自己肯定感上がる

そしてあきらかにクローゼットの可動域が上がりました。

たまに普段着るには着心地の悪いおしゃれなブラウスを着たくなる時もあるので4着持っていたり、

ベーシックな服がほとんどな分、スカーフなどの小物を多めに持っていたりと遊びの部分はありますが

ほとんど着る服。


コストパフォーマンスを気にする私にとってはけっこう理想のクローゼットになって自己肯定感も上がりました。

着てない服がたくさんあったときは断捨離するときお金をドブに捨てている気分になっていたので精神的にも良き。

 

ただ普段着とお出かけ着を一緒にするには頭を使う

今はお出かけするときにも対応できるちょうどいい普段着にしていますが、今のワードローブを作るまでけっこう考えました。

今はトップスはニット、ボトムスはセンタープレスパンツで統一して、ジャケットやバッグ、靴で雰囲気を変えるのがちょうどいいです。


しかし人によって好みやライフスタイルは違うのでそれだけじゃシチュエーションに対応できない人もいると思います。


その場合は今の生活スタイルで遭遇するシチュエーションを一度紙に書き出してみると良いと思います。

仕事、友達とごはん、デート、趣味、出かけないとき(ワンマイルで過ごすとき)、繁華街での買い物…

 

そこからそれぞれ必要なアイテムを書き出します。

そうすると使いまわし出来そうなアイテムが視覚化されるので着回しパターンが思いつきやすくなると思います。


本当はこれさえ着ておけばいいみたいなアイテムを提案できればいいのですが、個人の好みもあるのでなかなか難しいところ。

自分にとってちょうどいい服って自分で考えるしかないんですよね。


これからもなにかヒントになるような記事がかければいいと思ってます。

 

原因不明ののどの痛み、空気清浄機から発生するオゾンが原因だった件

 

原因がわかるまで怖かった…



こんにちは、サオリです

今日はずっとブログに書きたかったこと。


わたし、空気清浄機が使えないんですよ。


今のアパートに引っ越して感染症の流行をきっかけに空気清浄機を買ったときのこと。

だんだん喉が痛くなって、数日後には喉がヒリヒリして声を出すのも辛い、

食事を飲み込むのも辛い状態になってしまいました。


その時は風邪かなと思ったのですが、風邪を引くような時期でもなかったし、薬を飲んでもずっと治らないからすごく怖かったんです。


でもある日たまたま空気清浄機を付け忘れる日があり、翌日のどの調子が良くなっていることから原因が発覚。

調べてみたところ、空気清浄機から発生するオゾンで私と同じように喉が痛くなる人がいて怖くなり手放すことにしました。(こまめに換気してみてもダメだった)



そして今年の夏、高温多湿の夏に耐え兼ね除湿器を購入した時の事。

なんとその除湿器、空気清浄機と一体型だったんです。


空気清浄機能だけオフにすることは出来ず、除湿機能を作動させると自動的に空気も正常されてしまう私にとってはまったく迷惑な代物。

もう箱から出してしまったし、返品できないから短時間だけなら大丈夫かもと数時間だけつける事にしたんです。


そしたらやっぱり喉が痛くなってしまい、数年前のように症状がひどくなる前に中断。

なくなくメルカリに出品しました。


こんなことを書くとオゾンってやばくない…?

と思う方もいるとは思いますが、調べてみたところ低濃度なら人体に影響はないらしいんです。


今思うと住んでいる6帖の部屋に対して最初に買った空気清浄機は10帖用、除湿器は8帖用、

おまけに私の住んでいるアパートの部屋は気密性が高いのでオゾンの濃度が高くなりやすかったのかもしれません。

もっとコンパクトなものを買っていれば喉が痛くなくなることはなかったのかなと思います。


でも私のように6帖の部屋に住んでいてもそれより大きい部屋用の空気清浄機を使っている人なんてたくさんいると思うんですよ。

しかしネットでそのような被害を訴えている人は少なめ。

私の周りにもそのような人はいなくて、このことを言うと大抵「何で!?」と驚かれます。


オゾンに反応しやすい体なのかなーと思います。

アレルギーでもないのに小麦食べると体調不良になりますし。


怖い目に合った事と、空気清浄機が絶対必要な環境でもないので今は使っていませんが

タクシーなんかに乗ると密閉された空間でタンブラー型の空気清浄機が使われている事があるのでちょっと怖いです。


もし私と同じような症状が起きている方、あなただけじゃありませんよ~

 

 

NYメトロポリタン歌劇場でオペラ鑑賞のときのちょうどいい服装

2017年10月のメトロポリタン歌劇場


こんにちは、サオリです

秋になるとNY留学中にオペラを鑑賞したときの事を思い出します。

そのときオペラ鑑賞は初めてで、オペラが好きな人なんて周りにいなかったからおひとりさま鑑賞。

で、そのとき困ったのは服。

 

METオペラ何着てく問題


日本ではオーケストラを聴きに行ったとき、わりとカジュアルな恰好の人も少なくないのでNYでもカジュアルな服装で大丈夫かなと思ったんです。(時代の流れ的にもカジュアル化が進んでますし)

しかもNYってTシャツジーンズの人がほとんどの街だからなおさら。


でもネットでアメリカ人はパーティではしっかり着飾ってくるって書いてある記事を読みまして

もしかしたらオペラ鑑賞のときもきっちり着飾ってくるのでは…と思ったんです。


とはいえ私の取った席は安い5階席。

「安い席で着飾ってくる人いるか?」とは思ったのですが、エントランスに入ったときにカジュアルすぎて場違い感が出るんだったらそこそこきちんと感出した方がいいなーと思ったので

日本から持って着た無地のネイビーのノースリーブワンピースにネイビーのフラットパンプスで行きました。(上着にトレンチコート、バッグは革の白いハンドバッグ)

 

まさかのイブニングドレスの人がいたけど基本気合いれなくてOK

初日のエントランスの様子
コンサバな黒ワンピースの人もいればスニーカーの人もいる


そして当日行って驚いたのですが、なんとイブニングドレスとタキシードの人がいるんですよ。(あきらかにS席の少数ではあるが)

観客でイブニングドレスを着ているひとなんて初めて見たのでびっくりしましたね…


やっぱり海外はこういう場ではきちんとするんだなあと思ったのですが後日分かったのは初日公演は別格だってこと。(私が行ったのは初日公演)


知らなかった…

↑初日はこんな雰囲気の、Iラインに近いシルエットのワンピースを着て行きました。

5階席の他の観客と比べるときちんとしすぎていたものの、エントランスやロビーではちょうどいい感じでした。

 

ジャケットジーンズが便利


ちなみに1か月後くらいにも鑑賞しに行ったのですが(たしか1階席)その時はイブニングドレスのひとはいなくて

私の隣に座った金髪青い目の30歳くらいの綺麗なお姉さんはハイゲージニットにジーンズ、グレーのジャケットでした(靴は覚えてない)

ちなみにそのときの私の服装は濃紺のジーンズにハイゲージニット、フラットパンプス、トレンチコート、革のハンドバッグでちょうどいい感じでした。

ただNYは寒いので公演が終わった後、トレンチコートで帰るのは寒かった。

あとトレンチコートはNYの街中では着ている人皆無なのでジャケットが良いと思います。

それに会場に着いたらトレンチコートは脱ぐし、そうするとニットだけじゃ体温調節しづらい。


↑こんな感じでちょうどいいと思います。

デニムはニューヨーカーの超定番アイテムなので観光のときも使えて便利。

今明るい色のデニムが流行っていますが、劇場ではカジュアルすぎるので濃紺や黒のストレートのデニムが良いと思います。


ただ個人的にはS席やA席だったらボトムスをきれいめパンツにするかな。なんとなく。



ちなみに初日に私の取った5階席はけっこうガラガラ。

イブニングドレスの人の記憶が強いので他の人の服装はどうだったか覚えていないのですが、

記憶に残っているのはTシャツジーンズの学生と思われる人と、

結婚式に参列するようなフォーマルスタイルで着た若い日本人カップル。

女性のほうはピンク総レースのワンピースにキラキララメのショール。

めちゃくちゃ浮いてたのではっきり覚えています。

↑誤解のないように言うと着飾るのは全然悪い事じゃない。

でも周りとの調和を考えたら気合入れすぎ&女性の方はNYではファンシーすぎかも。


全体的に「そんなんでOKなのね」くらいだったから、METオペラで何着て行こうかしらと迷われている方で初日のS席A席以外だったらきれいめオフィスカジュアルくらいでよいと思います。

初日の良い席でもシンプルな黒ワンピでいいと思います。

 

↑甘党さんはレースのスカートでも素敵。(でもベーシックカラーで甘さは抑えるべし)

ただレースのスカートは街着だとくっそ浮くので(NYでスカート履いてる人皆無)着られるのはこういうオペラ鑑賞か高級ホテルのアフタヌーンティ用だと割り切って持っていくのがいいかも。

 

ワンピースを着たいならダークカラー&Iラインでまとめよう

 

「せっかくのオペラなんだしドレスアップして行きたい、でも浮きたくない」というひとであれば、

最初に載せた画像のような無地で色は黒やネイビーなどのダークカラーのワンピースにジャケットがおススメ。

Iラインでまとめると浮かないと思います。


日本で定番の総レースが着たいのであれば、これもIラインのダークカラーが良いと思います。

Xラインのスカートがひらひらするものや後ろにリボンが付いているものは現地では子供っぽいかも。

 

↑こんな感じで、上にジャケットを羽織れば完璧

 

服はTPOに合っていれば基本的に自由


ここまで浮かない恰好について書きましたが、誤解のないように説明しておきますとあまりにもカジュアルな恰好でなければ基本的には服はなんでもOKです。

私が紹介した格好をしなければいけないなんてことはないです。

帰り際に着物を着た年配の日本人女性も見かけましたし。素敵だったなあ。


ただ会場に向かう際と帰りは必ずタクシーを使ってください。

あそこ周辺は夜はけっこう暗く人気が少ないですし、なによりきれいな恰好はNYでは浮きまくりなので。


防犯のことも考えてケチらずタクシーを使いましょう。

無地のワンピースはどこで買えばいい?


ちなみに無地のシンプルワンピースはターゲット層が30代以上のお店でよく見かけます。(毎年必ず売ってる)

J'aDoRe JUN ONLINE

ユナイテッドアローズ公式通販 - UNITED ARROWS ONLINE 

NOLLEY'S MALL(ノーリーズ モール) (nolleys-mall.jp)


もちろん、しっかりしたものを買わなくてもユニクロZARAでもアクセサリーをつければ十分素敵です↓

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ユニクロ公式 | ポンチフレアワンピース (uniqlo.com)


ユニクロ|ワンピース・サロペット (uniqlo.com)

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リブAラインワンピース - ブラック | ZARA Japan / 日本

ZARA|ドレス&ワンピース - レディース

 

 

オシャレかどうかではなく素敵かどうか。ファッションの本質に触れる教科書的本「ファッション・ライフのはじめ方」


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こんにちは、サオリです

今日は最近夢中になって読んでるファッション本を紹介します。

「ファッション・ライフの始め方」高村是州 著という本なのですが(現在中古本のみ)
ファッション・ライフのはじめ方 (岩波ジュニア新書)(記事下にもにリンクあり)

まー面白い。


この本、ファッションにちょっと興味を持ち始めた中学生くらいの男の子に向けて書かれた本なのですが、侮るなかれ

ファッションの本質的なものがさらっと書かれておりまして。


何がオシャレか分からないってファッションに興味のある人なら誰でも一度は思ったことがあると思うんですよ。

それがね、この本には書かれております。

 

オシャレかどうかではなく素敵かどうか

 

一目見ただけで「あ、この人は素敵だな」と思う人がいますよね。

そういう人たちは、どうして素敵なんでしょう?p.39


一番ハッとしたのは、そもそもこの本、“オシャレ”って言葉より“素敵”って言葉が多用されてるところ。

ファッションに興味があると“オシャレ”ってキーワードでいろいろ検索したりすると思うんです。

でもそれこそがファッションの悩みを作ってると思うんですよね。


ファッションって着る人あってこそだけど、ファッションに興味を持ち始めるとどうしても「何を着たらいいのか」服だけに意識が向きがちだと思うんですよ。


でもこの本を読んでるとファッションって着る人あってこそだよなって当たり前の事だけど忘れがちな事に気が付くんです。

本当の意味でのファッションは、服と、それを着る人物がそろって初めて成り立つものですよね。p.62

 

オシャレかどうかも大切だけど、それよりも素敵かどうか

オシャレだなって思われるより素敵だなって思われた方が嬉しくないですか?

だってオシャレって着てる服にしか意識がいっていないような感じがするから。

頑張ったオシャレは素敵に見えない


あとすごく好きなところは、

素敵な人は自分なりの「おしゃれ」をもっています。
~途中省略~

その人に似合う服がトラッドであろうが、パンクであろうが、ゴスロリであろうが、服を「着る」ということに、力みがないのです。p.39

ってところ。

ここの部分読んで、単にオシャレでもダメなんだなって思ったの。

服に迷走していたとき自分なりに頑張ってオシャレしてたんだけど、そもそも頑張ってるのが素敵に見えない原因だった。


見た目は似合ってたけど自分の内面に合ってなかったからオシャレをするときに力みが入ってた。

だからその力みが違和感としてずっと自分に残ってて、自分のファッションに満足することが出来なかった。


ヘアメイクの業界にいたときに「この人素敵だな」って思った人って服だけ見ればそんな大したことなかったんだよなあ。たぶん細かいディティールとかは気にしてんだろうけど。


それは力みがなくてその人にとって着ている服が外見も内面もすごく調和していたから素敵だったんだと思う。

そういう人って、こういう事が自然と分かっているんだと思う。


私はそれこそ完全に見た目のことしか考えていなくて、モデルさんと同じ服を着れば同じような雰囲気になれる、

オシャレな人と同じ服を着れば素敵になれるって思っていたから分からなかったけど。

 

自分なりに手探りで「自分の内面とも調和してないと素敵に見えないんだ」「ファッションって見た目だけじゃないんだ」って気が付いたけど

この本にはその気づきが全部書かれてた。


この本一冊にファッションを楽しむ上での大切な事が書かれてます。

この一冊で足りるよ。

 

 

ファッション指南書の選び方を間違えるとまったく役に立たない件。ファッション(オシャレ)指南書の選び方。

こんにちは、サオリです


今日はオシャレ指南書の事について。

オシャレ指南書はたくさんありすぎなので選び方を間違えると「オシャレ指南書ってまったく役に立たない…」なんてことになります。


アマゾンのレビューを見ると「何も役に立たなかった」「知っている事ばかりしか書いていなかった」と言うような低評価のレビューを時折見かけるのですが、それは指南書の選び方を間違えているからです。(本そのものが悪いとは到底思えない)

オシャレへの価値観を深めたいのにHow to系を読んでも「情報が浅くてつまらない本」となるし、

服の着こなし方が知りたいのにファッションとは?みたいな本を読んだら「文ばかりで全く分からない!もっと写真載せろ!」ってなっちゃうんですよ。


なので今日はそういうミスマッチが起こらないようにオシャレ指南書の種類と選び方を書いてみたいと思います。


スタイルブック系


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◇上段左 大草直子のNEW BASIC STYLE:理論派スタイリストが私服で解説! ベーシックがいつも、いつまでも新しい理由 ◇右草笛光子のクローゼット
◇下段左THE FRENCH STYLE BOOK カジュアルで女性らしいパリジェンヌな着こなし◇右MIRANDA KERR Perfect Fashionstyle Book (ミランダ・カー パーフェクトファッションスタイルブック)


芸能人や有名人(有名スタイリスト、YouTuber、ブロガー)、またはイラストレーターが出してるやつです。


写真やイラストがメインで文はちょこっと。

その人の世界観や着こなし方を知れるのでロールモデル探しにぴったり。

自分と同じ世代や似たような雰囲気の服を着ている人、この人のスタイルなら真似できそうとか、憧れで買うのもいいと思います。


文章で理論的にファッションの着こなしを学びたい人には不向きだけど、スタイルやアイテムの種類を知るにはもってこい。

シチュエーション別での着こなし方が紹介されていることも多いので「こういうときはこういう雰囲気の服を着ればいいのか!」と分かります。


右下のミランダカーのは昔熱心に読んでいた本。



指南書…ではないがスナップ写真がたくさん載っている雑誌やムック本はいろんな人のリアルな着こなしがたくさん載っているので見ていて楽しい↓
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◇左フィガロジャポン パリジェンヌ 40人の着こなし実例集 パリジェンヌスタイルブック◇中フィガロジャポン パリジェンヌ 40人の着こなし実例集 パリジェンヌスタイルブック◇右GINZA(ギンザ) 2023年 2月号[BEST STYLE SNAP!]

 

How to、テクニック系


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◇上段左服はいっぱいあるのにあか抜けきれないと思ったら◇右今ある服でおしゃれになる! すぐマネできる新鮮着こなし術
◇下段左 タイプ診断(R) で見つかる本当に似合う服◇右クローゼットは3色でいい


「オシャレになる方法」「服選びに困らなくなる方法」というような題名が多いのが特徴。

ファッション指南書と聞いて大多数の人が思い浮かべるのはこういうタイプの本。

パーソナルカラー、骨格診断、顔タイプ診断等もここに含まれます。


スタイルブック系よりは文が多く、具体的な着こなし方法、テクニックが分かる。(ほとんど文だけのものも)

雑誌でいろんなアイテムの種類があるのは分かったけど、着こなし方がまったく分からない人におすすめ。

しかし写真が多く、スタイルブック寄りの文が少ないものもあります。そういうものはロジカルに理解したい人には不向き。


種類が多いので選ぶ時は「いまファッションの何に困っているのか」を明確にしてから探すのが良いです。(似合う服が分からないとか服がありすぎて取捨選択できないとか)

 

ファッション論系


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◇上段左服を買うなら、捨てなさい ◇右お金をかけずにシックなおしゃれ 21世紀のチープシック
◇下段左ファッション・ライフのはじめ方 ◇右ケチケチ贅沢主義 〈節約と上質な暮らしを両立させるための思考習慣〉


そもそもファッションって何?おしゃれって何?ファッションとの付き合い方、価値観を育てる本。

ほとんどが文。

スタイルブック系やHow to系とは違い、情報が普遍的なのでかなり前に出版された本も大変役に立つのが特徴。(具体的な着こなし方が書いていることもあるけどその情報が古くなっていることもあるのでそこはスルー)


ファッション系の棚に置かれていないことも多く(生活、暮らしに置かれていたり自己啓発系に置かれていたり)How to系よりも種類が少ないため本屋で探しにくいのが難点。


ファッションの価値観が定まっていないと服を買うときも、いろんな情報に流されてブレるので

「なんか自分ブレてんな!」と思ったらこれらの本で考えを深めるのが良いと思います。


ちなみに私はHow to系ばかりしか読んでいなかったからブレまくりで自分のファッションに満足することが出来ませんでした。

その時私に必要だったのはファッション論系の本。

2015年に発売された「服を買うなら捨てなさい」と2018年に発売された「お金をかけずにシックなおしゃれ 21世紀のチープシック」は私のファッションバイブルとなっております。(下にも商品リンクあり)

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